メール句会12月互選

以下到着順

 

井上眞千子選
5 ともかくも検査結果を待つ師走 堀内淑子
36 道中記紅葉一葉栞とす 伊藤瓔子
50 吹きおこる風に駈け出す落葉かな 池田宏治
67 ビル写す枯蓮の間の水鏡 小山千里
79 初霜やラジオ体操聞こえ来て 高田信行
90 蕪村忌の近しと立てる毛馬堤 玉本由紀子
94 うすうすと草にまぎるる冬の蝶 池田章子
116 冬木の芽粗密の網をひろぐごと 丸谷領一
由井純選
3 墨染の裳裾長々山眠る 牧野喜代子
4 大伽藍築いてをりぬ霜柱 伊藤瓔子
76 紅葉かつ散る百体の仏にも 綿引多美子
83 庭師来て草木の適ふ十三夜 小林豊治
86 凍雲や昼を灯して船の笛 中澤幸子
94 うすうすと草にまぎるる冬の蝶 池田章子
97 晩秋や奥宇陀の景いろもなく 牧野喜代子
116 冬木の芽粗密の網をひろぐごと 丸谷領一
藤崎倉太選
18 小春日や和み地蔵に手を合はす 岸本隆雄
27 猫いつも聞き役ばかり日向ぼこ 綿引多美子
38 黄落を気にせずスマホ夢中の子 小川晴子
76 紅葉かつ散る百体の仏にも 綿引多美子
77 山茶花の白に囲まれ道祖神 堀内淑子
97 晩秋や奥宇陀の景いろもなく 牧野喜代子
100 関ケ原あまねきわたる鰯雲 荻野 操
105 秋の蝶小さきハートの形して 加々良 舞
北崎広治選
3 墨染の裳裾長々山眠る 牧野喜代子
6 ボーナスを貰いし頃がなつかしき 田村カネコ
20 杉玉や新酒仕込みの麹の香 井上眞千子
35 天蓋は色濃き紅葉弁財天 牧野喜代子
53 冬帝の襲来にはか街震ふ 小山千里
67 ビル写す枯蓮の間の水鏡 小山千里
68 ぼろ市にクレープを売る屋台かな 荻野 操
88 年ごとに減る枚数や賀状書く 荻野周雄
小林 豊治選
23 着ぶくれて齢まともに晒したる 瀬戸とめ子
31 来し方を一部始終や榾の宿 中澤幸子
42 鴨の陣車懸か鶴翼か 北崎広治
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
96 花八つ手弾けてゐても地味な花 伊藤瓔子
100 関ケ原あまねきわたる鰯雲 荻野 操
10 戒名は本名で良し寒昴 河村ひいづ
114 冬菜畑肩寄せ合ひて育ちけり 堀内淑子
高田信行選
16 参道を深紅に染める散紅葉 豊原みどり
18 小春日や和み地蔵に手を合はす 岸本隆雄
35 天蓋は色濃き紅葉弁財天 牧野喜代子
53 冬帝の襲来にはか街震ふ 小山千里
62 木守柿鬼門祓ひと残しをり 小林豊治
91 名園に閉ざす書院の白障子 瀬戸とめ子
107 水門のアーチ縁取る蔦紅葉 玉本由紀子
大寺の猫は日向に冬すみれ 池田宏治
奥原尋嘉選
10 戒名は本名で良し寒昴 河村ひいづ
48 就活のことはさておきおでん酒 池田章子
59 蕪村碑の長堤行けば小春風 玉本由紀子
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
87 南禅寺一会の人と秋惜しむ 河村ひいづ
100 関ケ原あまねきわたる鰯雲 荻野 操
112 短日や句会終はれば足早に 小川晴子
120 白鳥の餌付女母の如き声 綿引多美子
出句、うっかりして出来ず。選だけの参加、お許しください。
63が好きです。「陽気に愚痴」が、おでん酒の雰囲気、良く表していると思いました。深刻な愚痴ではないのです。
荻野周雄選
7 やることを手帳に記す師走かな 関恵子
21 大根の値段は曲がり具合らし 小川晴子
47 歯の治療予約を取るも年用意 河村ひいづ
56 日向ぼこ鳩がゆっくり近づき来 関恵子
60 片手にものる盆栽や櫨紅葉 綿引多美子
64 この一年嘘か誠か年送る 南田英二
87 南禅寺一会の人と秋惜しむ 河村ひいづ
114 冬菜畑肩寄せ合ひて育ちけり 堀内淑子
池田章子選
4 大伽藍築いてをりぬ霜柱 伊藤瓔子
7 やることを手帳に記す師走かな 関恵子
26 葱買うて道中差しや下げ袋 小林豊治
30 野路菊の乱れ伏すなる蕪村句碑 玉本由紀子
36 道中記紅葉一葉栞とす 伊藤瓔子
52 天を突く磴に思案や紅葉冷 荻野 操
65 白洲跡欅落葉の褥なす 伊藤瓔子
72 古壁の錆釘の新暦かな 由井 純
関恵子選
10 戒名は本名で良し寒昴 河村ひいづ
20 杉玉や新酒仕込みの麹の香 井上眞千子
29 木枯や水子地蔵の古玩具 藤崎倉太
35 天蓋は色濃き紅葉弁財天 牧野喜代子
77 山茶花の白に囲まれ道祖神 堀内淑子
94 うすうすと草にまぎるる冬の蝶 池田章子
118 豚汁や園児持ちよる冬野菜 河村ひいづ
玉本由紀子選
27 猫いつも聞き役ばかり日向ぼこ 綿引多美子
48 就活のことはさておきおでん酒 池田章子
76 紅葉かつ散る百体の仏にも 綿引多美子
86 凍雲や昼を灯して船の笛 中澤幸子
93 腕伸ばす空は無限や冬木の芽 丸谷領一
98 一本の倒木太き枯野かな 由井 純
109 貸農園人それぞれの冬囲 吉川元二
冬木立砂丘の果ての日本海 岸本隆雄
島村三重子選
28 片や咲き片や山茶花散り敷きぬ 國本桂伸
60 片手にものる盆栽や櫨紅葉 綿引多美子
72 古壁の錆釘の新暦かな 由井 純
80 進みたる母の痴呆や冬浅さし 田村公平
85 冬眠に備へる如き腹回り 北崎広治
115 冬凪や釣果のバケツ巡り行く 田村公平
118 豚汁や園児持ちよる冬野菜 河村ひいづ
池田宏治選
3 墨染の裳裾長々山眠る 牧野喜代子
18 小春日や和み地蔵に手を合はす 岸本隆雄
30 野路菊の乱れ伏すなる蕪村句碑 玉本由紀子
53 冬帝の襲来にはか街震ふ 小山千里
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
78 枝たわわ貧乏柿と言ふ勿れ 國本桂伸
95 お百度や吾を見守る暦売 小山千里
102 行く年や医師に余命をにぎられて 竹内柳影
丸谷領一選
3 墨染の裳裾長々山眠る 牧野喜代子
14 月冴える最終バスに列長し 北崎広治
32 おでん鍋囲み気の合ふ友と酌む 國本桂伸
36 道中記紅葉一葉栞とす 伊藤瓔子
60 片手にものる盆栽や櫨紅葉 綿引多美子
91 名園に閉ざす書院の白障子 瀬戸とめ子
98 一本の倒木太き枯野かな 由井 純
122 満員の電車にすべり込む枯葉 関恵子
竹内柳影選
6 ボーナスを貰いし頃がなつかしき 田村カネコ
33 コンビニに定着したるおでんかな 荻野周雄
42 鴨の陣車懸か鶴翼か 北崎広治
58 父と子の囲む焚火の絆かな 丸谷領一
59 蕪村碑の長堤行けば小春風 玉本由紀子
78 枝たわわ貧乏柿と言ふ勿れ 國本桂伸
84 土手行くも下道行くも恵方かな 田村カネコ
100 関ケ原あまねきわたる鰯雲 荻野 操
中澤幸子選
27 猫いつも聞き役ばかり日向ぼこ 綿引多美子
35 天蓋は色濃き紅葉弁財天 牧野喜代子
68 ぼろ市にクレープを売る屋台かな 荻野 操
76 紅葉かつ散る百体の仏にも 綿引多美子
87 南禅寺一会の人と秋惜しむ 河村ひいづ
91 名園に閉ざす書院の白障子 瀬戸とめ子
104 煮返すもよしとあれこれおでん種 小林豊治
121 病む人の眠りたる間の日向ぼこ 瀬戸とめ子
岸本隆雄選
5 ともかくも検査結果を待つ師走 堀内淑子
7 やることを手帳に記す師走かな 関恵子
10 戒名は本名で良し寒昴 河村ひいづ
52 天を突く磴に思案や紅葉冷 荻野 操
69 異動あり不安の多き年の暮 加々良 舞
88 年ごとに減る枚数や賀状書く 荻野周雄
102 行く年や医師に余命をにぎられて 竹内柳影
118 豚汁や園児持ちよる冬野菜 河村ひいづ
005こんな年の暮に、変な結果が出たらどうしよう。師走のせっぱつまった気持ちがよく判る。
007私は手帳にびっしりと書いて、毎朝見る事にしているが、それでも間違えて・・。
010きっぱりと割り切った心が羨ましい。季語が効いている。
052今まで何でもなかった階段が・・、心まで冷えて来る。
069とりあえず、異動先に自分だけは出かけよう。しかし家族は何時にしようか、心配は絶えない。
088そろそろ年賀状のやり取りも欠礼にしようか、大分枚数も減ってきたことだし・・。
102最後の検診、今年一年お世話になりました。来年はもっと医者通いがふえそうな・・
118一読して心温まる句。元気に育ってください。
南田英二選
37 ワイパーで落葉を払ひ出発す 豊原みどり
48 就活のことはさておきおでん酒 池田章子
62 木守柿鬼門祓ひと残しをり 小林豊治
67 ビル写す枯蓮の間の水鏡 小山千里
82 短日や今日で会社を辞すと云ふ 岸本隆雄
93 腕伸ばす空は無限や冬木の芽 丸谷領一
102 行く年や医師に余命をにぎられて 竹内柳影
109 貸農園人それぞれの冬囲 吉川元二
堀内淑子選
12 魚の棚市場や白菜積み並べ 加々良 舞
29 木枯や水子地蔵の古玩具 藤崎倉太
42 鴨の陣車懸か鶴翼か 北崎広治
59 蕪村碑の長堤行けば小春風 玉本由紀子
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
78 枝たわわ貧乏柿と言ふ勿れ 國本桂伸
86 凍雲や昼を灯して船の笛 中澤幸子
112 短日や句会終はれば足早に 小川晴子
12 明石の「うおんたな」市場、魚でなくて白菜を積み並べているというところが面白い。
29 古玩具、風車だろうか。木枯らしが吹いて時に激しく廻っているに違いない。
42 陣形をいわれると随分整っているように聞こえるから面白い。
 59 小春の気分が気持ち良い。
 63 おでん酒の暗さが無いのが良い
78 貧乏柿という言い方は知らなかった。今年は何処も豊作だったようだ。
86 凍雲が低く垂れている光景が目に浮かぶ。
112 全く同感。何時の季節でも同じようなはずなのに、つい足早になる。
伊藤瓔子選
魚の棚市場や白菜積み並べ 加々良 舞
15 御師の宿しんしんとして霜夜更く 池田章子
57 買いてすぐ履きし手袋年の市 田村カネコ
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
67 ビル写す枯蓮の間の水鏡 小山千里
77 山茶花の白に囲まれ道祖神 堀内淑子
87 南禅寺一会の人と秋惜しむ 河村ひいづ
90 蕪村忌の近しと立てる毛馬堤 玉本由紀子
12魚の棚では海産物ばかりと思っていましたが、白菜もあることに驚きました。
15御師の宿の質素な冬の夜の有様が描かれています。
57手袋をせずに出かけてきた市。ちょうどよい手袋を得てさっそく役立ちました。
63〃愚痴でも暗くないのがいいですね。おでん酒にぴったり。
67不忍池でしょうか。枯れているのでビルが映ります。
77白い山茶花と道祖神の組み合わせ。清潔感があります。
87紅葉の名所南禅寺。たまたまであった人と行く秋の美しさを共有。
90懐かしい淀の毛馬堤。蕪村の大きな句碑がありました。
國本 桂伸選
1 この日しか空かぬ友との小晦日 田村公平
20 杉玉や新酒仕込みの麹の香 井上眞千子
62 木守柿鬼門祓ひと残しをり 小林豊治
72 古壁の錆釘の新暦かな 由井 純
77 山茶花の白に囲まれ道祖神 堀内淑子
88 年ごとに減る枚数や賀状書く 荻野周雄
96 花八つ手弾けてゐても地味な花 伊藤瓔子
107 水門のアーチ縁取る蔦紅葉 玉本由紀子
田村カネコ選
5 ともかくも検査結果を待つ師走 堀内淑子
7 やることを手帳に記す師走かな 関恵子
11 気が付けば外は真暗日短 荻野周雄
14 月冴える最終バスに列長し 北崎広治
17 重ね着に破れジーパンや伊達男 荻野 操
36 道中記紅葉一葉栞とす 伊藤瓔子
55 日向ぼこ先師の句集膝にかな 中澤幸子
76 紅葉かつ散る百体の仏にも 綿引多美子
田村公平選
18 小春日や和み地蔵に手を合はす 岸本隆雄
32 おでん鍋囲み気の合ふ友と酌む 國本桂伸
48 就活のことはさておきおでん酒 池田章子
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
70 乾坤に浮遊一瞬落葉散る 竹内柳影
77 山茶花の白に囲まれ道祖神 堀内淑子
84 土手行くも下道行くも恵方かな 田村カネコ
95 お百度や吾を見守る暦売 小山千里
小山千里選
8 一寸先が闇と言ひ日記買ふ 吉川元二
10 戒名は本名で良し寒昴 河村ひいづ
31 来し方を一部始終や榾の宿 中澤幸子
48 就活のことはさておきおでん酒 池田章子
72 古壁の錆釘の新暦かな 由井 純
78 枝たわわ貧乏柿と言ふ勿れ 國本桂伸
102 行く年や医師に余命をにぎられて 竹内柳影
122 満員の電車にすべり込む枯葉 関恵子
加々良 舞選
27 猫いつも聞き役ばかり日向ぼこ 綿引多美子
57 買いてすぐ履きし手袋年の市 田村カネコ
75 枯蓮の骸骨めきてみちのく路 藤崎倉太
94 うすうすと草にまぎるる冬の蝶 池田章子
103 今日もまだ喪中欠礼来る師走 荻野周雄
109 貸農園人それぞれの冬囲 吉川元二
112 短日や句会終はれば足早に 小川晴子
118 豚汁や園児持ちよる冬野菜 河村ひいづ
瀬戸とめこ選
29 木枯や水子地蔵の古玩具 藤崎倉太
39 河豚鍋や何の記念と夫の聞く 加々良 舞
60 片手にものる盆栽や櫨紅葉 綿引多美子
63 おでん酒陽気に愚痴をこぼしをり 吉川元二
82 短日や今日で会社を辞すと云ふ 岸本隆雄
87 南禅寺一会の人と秋惜しむ 河村ひいづ
98 一本の倒木太き枯野かな 由井 純
102 行く年や医師に余命をにぎられて 竹内柳影