メール句会12月互選

以下到着順

高田 信行選

A015

朝市へ煙棚引く浜焚火

岸本隆雄

A034

何もかも嫁御の世話の日記果つ

田村カネコ

A047

浮ぶたび寄りそふ二羽やかいつぶり

國本 桂伸

A054

ふるさとに力尽きたる遡上鮭

綿引多美子

A071

蒼天に市章くつきり山眠る

丸谷和子

B018

四阿の畳拭きする冬麗

田村公平

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

B043

座禅会夜回りの鐘響き来る

渡辺 厚子

田村公平選

A025

夜業又夜業の昭和懐かしむ

南田英二

A044

息切れにまたも交代餅を搗く

瀬戸とめ子

A052

散り時は今か今かと冬紅葉

伊藤瓔子

A083

一筆に飾らぬ言葉賀状書く

中澤幸子

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B028

どの家も山茶花盛ん庭飾る

柳沼サダ子

B033

上席を作る要なき年忘

関恵子

B047

両隣掃き寄せ合ひて焚火かな

小山千里

吉川元二選

A037

金輪際転ばぬやうに十二月

中澤幸子

A051

いきなりの鴨の悶着何あらむ

中澤幸子

A058

山紅葉ひときは燃えて黄昏るる

牧野喜代子

A069

水鳥の声一つなき屯かな

池田宏治

A098

藤壺を鎧ふ橋脚冬深む

荻野 操

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

B030

干渉はしない約束浮寝鳥

龍野ひろし

B034

新参に余興を託す年忘れ

小川晴子

藤崎倉太選

A010

心地よき寝床出難き今朝の冷え

荻野周雄

A019

屯より離るる鴨の一つがひ

池田宏治

A047

浮ぶたび寄りそふ二羽やかいつぶり

國本 桂伸

A054

ふるさとに力尽きたる遡上鮭

綿引多美子

A066

身のことをするだけ老の年用意

田村カネコ

B018

四阿の畳拭きする冬麗

田村公平

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

B041

議事堂へ一直線の枯木立

関恵子

北崎広治選

A040

枯葉追ふ園児を保母が追いかける

竹内柳影

A044

息切れにまたも交代餅を搗く

瀬戸とめ子

A062

賀状書く二軒隣りの恩人に

河村ひいづ

A068

吹き溜る落葉の上に降る落葉

池田章子

A087

寒波急心構へのなきままに

丸谷和子

B002

オーバーの襟しかと閉じ風の橋

関恵子

B041

議事堂へ一直線の枯木立

関恵子

B048

悴みてキーボード打つ誤字多し

小川晴子

小林 豊治選

A003

鳰潜く水面のビルをゆらめかせ

伊藤瓔子

A027

ケーブルカー霧かき分けて霧にきゆ 

綿引多美子

A049

葉牡丹の品定めして暮にけり

高田信行

A066

身のことをするだけ老の年用意

田村カネコ

A087

寒波急心構へのなきままに

丸谷和子

B004

カラクリの時刻待つ間の冬日和

島村三重子

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

B030

干渉はしない約束浮寝鳥

龍野ひろし

南田英二選

A021

宝くじ売り場と並ぶ慈善鍋

池田章子

A062

賀状書く二軒隣りの恩人に

河村ひいづ

A089

黒ぼこの土明らかに冬耕す

堀内淑子

A095

心当ての郵便待つや暮早し

河村ひいづ

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B038

浮浪者の視線の先の社会鍋

小山千里

B040

ボランティア笑顔絶やさず落ち葉掃く

田村公平

B047

両隣掃き寄せ合ひて焚火かな

小山千里

田村カネコ選

A002

グランドの隅に落葉の吹き溜り

北崎広治

A015

朝市へ煙棚引く浜焚火

岸本隆雄

A059

ロボットを競ふ生徒ら文化の日

玉本由紀子

A062

賀状書く二軒隣りの恩人に

河村ひいづ

A071

蒼天に市章くつきり山眠る

丸谷和子

B011

年忘卒寿傘寿も恙なく

りゅう太

B029

リハビリの腕励まして春を待つ

鈴木ぽんこ

B040

ボランティア笑顔絶やさず落ち葉掃く

田村公平

田村カネコ選

A002

グランドの隅に落葉の吹き溜り

北崎広治

A015

朝市へ煙棚引く浜焚火

岸本隆雄

A059

ロボットを競ふ生徒ら文化の日

玉本由紀子

A062

賀状書く二軒隣りの恩人に

河村ひいづ

A071

蒼天に市章くつきり山眠る

丸谷和子

B011

年忘卒寿傘寿も恙なく

りゅう太

B029

リハビリの腕励まして春を待つ

鈴木ぽんこ

B040

ボランティア笑顔絶やさず落ち葉掃く

田村公平

豊原みどり選

A022

夢灯す開港記念の大聖樹

丸谷和子

A047

浮ぶたび寄りそふ二羽やかいつぶり

國本 桂伸

A080

虫喰ひの点字めきたる枯葉かな

伊藤瓔子

A083

一筆に飾らぬ言葉賀状書く

中澤幸子

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B006

若干名募集の巫女や神の留守

田村公平

B034

新参に余興を託す年忘れ

小川晴子

B047

両隣掃き寄せ合ひて焚火かな

小山千里

小山千里選

A019

屯より離るる鴨の一つがひ

池田宏治

A021

宝くじ売り場と並ぶ慈善鍋

池田章子

A022

夢灯す開港記念の大聖樹

丸谷和子

A029

ふと一語句の纏まるや縁小春

小林 豊治

A094

畳みこむ翅枯れてゐずいぼむしり

玉本由紀子

B008

小春日や観音堂の壁に穴

藤崎倉太

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

B039

迷わずに池に脚立や松手入れ

田村公平

柳沼サダ子選

A015

朝市へ煙棚引く浜焚火

岸本隆雄

A040

枯葉追ふ園児を保母が追いかける

竹内柳影

A061

家々の屋根白々と霜の朝

奥原尋嘉

A075

予約してワクチン打つも年用意

吉川元二

A096

息白し九十を越して朝散歩

國本 桂伸

B019

十二月指折る月日の流れかな

柳沼サダ子

B022

朝漬けを噛む音高しひとり飯

関恵子

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

渡辺厚子選

A017

天気図の列島指紋寒気団

小林 豊治

A040

枯葉追ふ園児を保母が追いかける

竹内柳影

A042

遮断機の音が急かすや空っ風

北崎広治

A066

身のことをするだけ老の年用意

田村カネコ

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B019

十二月指折る月日の流れかな

柳沼サダ子

B026

北風や雲一つ無き空青く

島村三重子

B047

両隣掃き寄せ合ひて焚火かな

小山千里

堀内淑子選

A045

着ぶくれてスマホなかなか取り出せず

南田英二

A051

いきなりの鴨の悶着何あらむ

中澤幸子

A076

クレーン車やすやす電飾大枯木

荻野周雄

A095

心当ての郵便待つや暮早し

河村ひいづ

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B007

手に包む椀の丸みや大根焚

龍野ひろし

B009

大聖樹万の白光纏ひけり

小山千里

B048

悴みてキーボード打つ誤字多し

小川晴子

A045 スマホが鳴っているのは分かるけれど中々取り出せないもどかしさ。周囲の視線が気になる。
A051
 静かに浮いているかと思うと突然さわぐ鴨。 A076 イルミネーションは年々豪華になっていく。クレーン車を使っていたとは。
A095
 我が家も夕方に来るのですが、まったくその通り。うまく読まれた。
 A100
 驚きの気持ちから残念という気持ちが出ている。
 B007
 椀は丸く、温かい。
 B009
 聖樹飾りにはいろいろあるが、白で統一されていたりするのも美しい。
B048
 思うようにならない指先、気が焦ると余計に間違う。

國本 桂伸選

A003

鳰潜く水面のビルをゆらめかせ

伊藤瓔子

A027

ケーブルカー霧かき分けて霧にきゆ 

綿引多美子

A045

着ぶくれてスマホなかなか取り出せず

南田英二

A062

賀状書く二軒隣りの恩人に

河村ひいづ

A097

中天に淡月掲げ山眠る

岸本隆雄

B009

大聖樹万の白光纏ひけり

小山千里

B017

胡桃の実咥へて落とす鴉かな

藤崎倉太

B019

十二月指折る月日の流れかな

柳沼サダ子

島村三重子選

A001

お尻見せ逆立ち競ふ鴨の漁

丸谷領一

A006

一団は餅つき会や甲斐甲斐し

瀬戸とめ子

A010

心地よき寝床出難き今朝の冷え

荻野周雄

A044

息切れにまたも交代餅を搗く

瀬戸とめ子

A080

虫喰ひの点字めきたる枯葉かな

伊藤瓔子

B020

初雪の忽ち消ゆる掌

りゅう太

B025

風邪引きて寝込む隣の猫丸し

小川晴子

B048

悴みてキーボード打つ誤字多し

小川晴子

奥原尋嘉選

A003

鳰潜く水面のビルをゆらめかせ

伊藤瓔子

A021

宝くじ売り場と並ぶ慈善鍋

池田章子

A027

ケーブルカー霧かき分けて霧にきゆ 

綿引多美子

A047

浮ぶたび寄りそふ二羽やかいつぶり

國本 桂伸

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B007

手に包む椀の丸みや大根焚

龍野ひろし

B014

ハネムーンテーマパークや冬ぬくし

加々良 舞

B040

ボランティア笑顔絶やさず落ち葉掃く

田村公平

中澤幸子選

A004

ぴんと張る胸の襷や社会鍋

荻野 操

A016

庭仕事捗る小春日和かな

玉本由紀子

A045

着ぶくれてスマホなかなか取り出せず

南田英二

A071

蒼天に市章くつきり山眠る

丸谷和子

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B006

若干名募集の巫女や神の留守

田村公平

B007

手に包む椀の丸みや大根焚

龍野ひろし

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

牧野喜代子選

A025

夜業又夜業の昭和懐かしむ

南田英二

A066

身のことをするだけ老の年用意

田村カネコ

A087

寒波急心構へのなきままに

丸谷和子

A095

心当ての郵便待つや暮早し

河村ひいづ

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B011

年忘卒寿傘寿も恙なく

りゅう太

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

荻野周雄選

A021

宝くじ売り場と並ぶ慈善鍋

池田章子

A024

戻りてはまた流されて川の鴨

吉川元二

A027

ケーブルカー霧かき分けて霧にきゆ 

綿引多美子

A061

家々の屋根白々と霜の朝

奥原尋嘉

A083

一筆に飾らぬ言葉賀状書く

中澤幸子

B026

北風や雲一つ無き空青く

島村三重子

B027

ウェディング写真選びて賀状とす

加々良 舞

B037

不揃いも大根干せば輝かし

島村三重子

竹内柳影選

A012

声合はせ大根引く児ら学習園

奥原尋嘉

A021

宝くじ売り場と並ぶ慈善鍋

池田章子

A044

息切れにまたも交代餅を搗く

瀬戸とめ子

A054

ふるさとに力尽きたる遡上鮭

綿引多美子

A097

中天に淡月掲げ山眠る

岸本隆雄

B038

浮浪者の視線の先の社会鍋

小山千里

B040

ボランティア笑顔絶やさず落ち葉掃く

田村公平

B041

議事堂へ一直線の枯木立

関恵子

岸本隆雄選

A026

AIを相手の将棋夜は長し

堀内淑子

A045

着ぶくれてスマホなかなか取り出せず

南田英二

A059

ロボットを競ふ生徒ら文化の日

玉本由紀子

A075

予約してワクチン打つも年用意

吉川元二

A077

ぼろ市のぐい飲みを選る女かな

池田宏治

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

B027

ウェディング写真選びて賀状とす

加々良 舞

B041

議事堂へ一直線の枯木立

関恵子

026このままAIが進化すると世の中はどういう風になってゆくのか。何か恐ろしいものがある。
052真っ盛りの紅葉が浮かぶ。何事も散り時を決めるの難しい。
059手作りのロボットの優劣を競ている。子供達の将来が頼もしい。文化の日という季語がぴったり。
075今年はインフルエンザのワクチンが不足で老人以外は予約ですという張り紙が行きつけの医院に張られていた。
いい正月を送るためには予定通りにワクチンを打ちたいものだ。
077今年のぼろ市で目にした風景。
021秋が深む山に夕日が差しこんで、山襞が鮮明に色づいている。襞深くという措辞が素晴らしい。
027こんな賀状が一番ほのぼのとして嬉しい。来年は子供の写真も乗せてきたらもっと嬉しい。
041議事堂前の枯木立のように、来年はすっきりと且つ迷いなく政治を進めて欲しいものだ。

瀬戸とめ子選

A047

浮ぶたび寄りそふ二羽やかいつぶり

國本 桂伸

A054

ふるさとに力尽きたる遡上鮭

綿引多美子

A030

ぼろ市や装身具付け古着売る

荻野周雄

A041

虎落笛鬼押出を暴走す

荻野 操

A024

戻りてはまた流されて川の鴨

吉川元二

B015

隠沼につづく池面や枯蓮

小山千里

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

B044

青空へどの裸木ものびのびと

藤崎倉太

池田章子選

A004

ぴんと張る胸の襷や社会鍋

荻野 操

A014

誰が言うともなく池へ岸の鴨

堀内淑子

A015

朝市へ煙棚引く浜焚火

岸本隆雄

A025

夜業又夜業の昭和懐かしむ

南田英二

A064

巡業の力士の囲む焚火かな

竹内柳影

B002

オーバーの襟しかと閉じ風の橋

関恵子

B022

朝漬けを噛む音高しひとり飯

関恵子

B029

リハビリの腕励まして春を待つ

鈴木ぽんこ

池田宏治選

A004

ぴんと張る胸の襷や社会鍋

荻野 操

A026

AIを相手の将棋夜は長し

堀内淑子

A051

いきなりの鴨の悶着何あらむ

中澤幸子

A092

初霜や犬の足跡うっすらと

吉川元二

A094

畳みこむ翅枯れてゐずいぼむしり

玉本由紀子

B011

年忘卒寿傘寿も恙なく

りゅう太

B019

十二月指折る月日の流れかな

柳沼サダ子

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

関惠子選

A004

ぴんと張る胸の襷や社会鍋

荻野 操

A008

極月や四人掛がかりの庭手入れ

河村ひいづ

A033

一処へ鯉閉ぢ込めて池普請

池田宏治

A064

巡業の力士の囲む焚火かな

竹内柳影

A082

一畝に色の異なる冬菜かな

池田章子

B008

小春日や観音堂の壁に穴

藤崎倉太

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

B047

両隣掃き寄せ合ひて焚火かな

小山千里

丸谷領一選

A004

ぴんと張る胸の襷や社会鍋

荻野 操

A016

庭仕事捗る小春日和かな

玉本由紀子

A029

ふと一語句の纏まるや縁小春

小林 豊治

A036

極月の新築工事音忙し

河村ひいづ

A044

息切れにまたも交代餅を搗く

瀬戸とめ子

B006

若干名募集の巫女や神の留守

田村公平

B007

手に包む椀の丸みや大根焚

龍野ひろし

B039

迷わずに池に脚立や松手入れ

田村公平

丸谷和子選

A025

夜業又夜業の昭和懐かしむ

南田英二

A030

ぼろ市や装身具付け古着売る

荻野周雄

A040

枯葉追ふ園児を保母が追いかける

竹内柳影

A054

ふるさとに力尽きたる遡上鮭

綿引多美子

A094

畳みこむ翅枯れてゐずいぼむしり

玉本由紀子

B006

若干名募集の巫女や神の留守

田村公平

B030

干渉はしない約束浮寝鳥

龍野ひろし

B039

迷わずに池に脚立や松手入れ

田村公平

伊藤瓔子選

A015

朝市へ煙棚引く浜焚火

岸本隆雄

A021

宝くじ売り場と並ぶ慈善鍋

池田章子

A059

ロボットを競ふ生徒ら文化の日

玉本由紀子

A086

歌碑句碑の多き昆陽池冬ざるる

丸谷領一

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B009

大聖樹万の白光纏ひけり

小山千里

B021

粧へる山に夕日の襞深く

鈴木ぽんこ

B039

迷わずに池に脚立や松手入れ

田村公平

A015浜辺に近い朝市。きっと新鮮な海の幸が売られているのでしょう。
A021
宝くじと慈善鍋の取り合わせ。しかも並んでいるという発見。
A059
現代の文化の日らしいですね。
A086
昆陽池は昔から詠まれてきた名所。今は冬ざれの静かな池。
A100
お元気と聞いて安心していたのに、突然の訃報。悔やまれます。
B009
最近はLESDの白い光や青い光が美しいイルミネーションです。
B021
山襞の深くには陽が届かず、山容がくっきりと見える夕暮れ。
B039
毎年の手入れに熟練の庭師の様子です。

河村ひいづ選

A010

心地よき寝床出難き今朝の冷え

荻野周雄

A030

ぼろ市や装身具付け古着売る

荻野周雄

A064

巡業の力士の囲む焚火かな

竹内柳影

A075

予約してワクチン打つも年用意

吉川元二

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B022

朝漬けを噛む音高しひとり飯

関恵子

B039

迷わずに池に脚立や松手入れ

田村公平

B047

両隣掃き寄せ合ひて焚火かな

小山千里

加々良 舞選

A022

夢灯す開港記念の大聖樹

丸谷和子

A029

ふと一語句の纏まるや縁小春

小林 豊治

A077

ぼろ市のぐい飲みを選る女かな

池田宏治

A080

虫喰ひの点字めきたる枯葉かな

伊藤瓔子

A100

風邪ひとつ引かぬと聞くに訃報くる

竹内柳影

B022

朝漬けを噛む音高しひとり飯

関恵子

B029

リハビリの腕励まして春を待つ

鈴木ぽんこ

B030

干渉はしない約束浮寝鳥

龍野ひろし

小川晴子選

A011

図書室の時計の音や冬日向

高田信行

A026

AIを相手の将棋夜は長し

堀内淑子

A033

一処へ鯉閉ぢ込めて池普請

池田宏治

A039

枯尾花刈られ光の穂を飛ばす

岸本隆雄

A082

一畝に色の異なる冬菜かな

池田章子

B004

カラクリの時刻待つ間の冬日和

島村三重子

B036

冬帽子小粋に被る門地蔵

りゅう太

B029

リハビリの腕励まして春を待つ

鈴木ぽんこ