1月のメール句会

小路 紫峽先生選

1月15日締め切り分





Aグループ
A004 ガス燈の灯る運河や日脚伸ぶ 古谷多賀子
A005 立砂に淑気満ちたり一の宮 伊藤瓔子
A009 学問の宮の人出に梅固し 高橋宣子
A029 晴着着て新年会の余興かな 小川辰也
A036 棟梁の口一文字初手斧 岩島 斉
A038 買ひ来たる日記聖書と並べられ 竹内柳影 原句 買ひ来たる日記聖書と並べみる
A057 歌垣の里にて交はす御慶かな 井上真千子
A069 松よりも高き脚立や松手入 池田順子
A079 的裏に鬼と一字や弓始 古谷あきひろ
A083 峠まで登り見下ろす初景色 小島康邦
A088 晩学の般若心経筆始め 佐々木忠利
A090 本殿へ先づは放水どんど焚く 岩島 斉
A101 とりあへず客間に拡ぐ餅筵 豊原みどり
A120 死にざまを見よと打ち伏す枯蓮田 竹内柳影
A122 初天神詣で帰りに昼寄席へ 藤田かもめ
A130 天竜の流れは緩き春を待つ 高田信行
A133 箸墓の影よりたちし寒烏 井上真千子
A145 キャンパスの広し除雪車又も来る 古谷多賀子
A149 バス停の火の見櫓に海苔干され 佐々木忠利
A150 ひとり居の雑煮の餅を二つ焼く 平沢恵子
A162 公館は街のオアシス小鳥来る 島崎裕子
A174 禅林の黒の楼門鳥総松 古川たけし
A177 天守より湖北一望深雪晴 中澤幸子
A199 弁当の箸止めて見る雪の富士 南なぎさ 原句 駅弁の箸止めて見る雪の富士
A215 初詣三社巡りに急ぎけり 池田順子
A218 商いに余念のあらず去年今年 高橋宣子
A220 神体と崇める杉の淑気かな 井口静子
A236 返り花空に溶け入るごとく咲き 島崎裕子
Bグループ
B009 十二月八日の海に一礼す 有本まさる
B012 正月を割烹着にて過ごしけり 渡辺厚子
B015 老犬や数へ十五の歳迎へ 佐藤日田路
B025 忘年会下戸の集まるひとところ 吉田拓水
B028 鮟鱇の腹に水入れ吊しけり 有本まさる
B031 一願や三日続けて初詣 菅野直之
B044 ご利益はかけらでもよし残り福 菅野直之
B045 よもやまを語り七福神詣 三宅一照
B058 七草に有り合はせたる野菜かな 渡辺厚子
B059 獣めく流木のあり冬の月 森田志峰
B060 初句会友健やかに笑まひけり 泉 春生