2月のメール句会

伊藤 瓔子主宰選

2月15日締め切り分

6 雉鳴くや箱根七湯との曇り 竹内柳影
8 映画館出て春宵のけやき坂 池田章子
9 内弁慶遠慮がちなる「鬼は外」 小山千里
26 野火奔る鶴翼の陣張る如し 北崎広治
35 金星に陛下の拍手初相撲 南田英二
36 鏡めく沼に魞挿す影いくつ 小山千里
41 残雪の斑に見ゆる遠筑波 島村三重子
47 八ヶ岳ブルーを仰ぐ雪の原 飯島まさこ
58 八方へ転がり散るや鬼の豆 関椿
61 蹲の中の青空雪景色 飯島まさこ
63 秒読みをして火を放つとんどかな 関椿 原句  秒読みし火を放たるるどんどかな
65 陰膳の皿に添へられ蕗の薹 玉本由紀子
66 くだら野を分かつ木道鳥翔ちぬ 小山千里
72 口寂しければ寄り来る春炬燵 中澤幸子
73 自転車の軋むブレーキ冴返る 関椿
以上 15句