5月のメール句会

伊藤 瓔子主宰選

5月15日締め切り分

6 石垣はたたらの名残り苔の花 池田宏治
10 片頬を染むる青梅鈴生りに 小山千里
13 昼の漁終へて祭の采配を 中平絢子
16 渓流を右に左に懸り藤 池田章子
21 語らひに葉桜の影そよぎけり 山ア淑加
23 梅は実に浅茅が原に夕日落つ 柴田香女
30 渋滞の車窓なぐさむ五月富士 柴田香女
32 かはらけを投げて祈願や島薄暑 中澤幸子
42 みくまりの水音高し九輪草 池田宏治
43 五月晴れ藍より青き紀伊の海 小山千里
50 窮屈なホテルのベッド明易し 池田章子
66 錐揉みの飛沫を立てず竹落葉 森雅紀
73 捨畑の翡翠一粒青蛙 山ア淑加
75 今どこらへんとLINE来藤の昼 森雅紀
78 播磨路は月遅れなる鯉幟 池田章子
80 ジョギングに蝶のまつはる多摩堤 荻野操
以上 16句