7月のメール句会

伊藤 瓔子主宰選

7月15日締め切り分

1 池の面のビルの窓窓未草 小川晴子
7 水やりをしつつ呼び込み朝顔市 関椿
11 送信をためらふ指や梅雨の月 山ア淑加
15 丁寧に鉛筆削る我鬼忌かな 柴田香女 原句  丁寧に削る鉛筆我鬼忌かな
17 祇園ゆく仁左衛門丈白絣 中平絢子
22 蚊の的になりぬ右耳左耳 森雅紀
24 瓦斯灯の点る湯島の五月雨るる 竹内柳影
27 金の蕊ふるはせ白き蓮開く 玉本由紀子
39 朝まだき蓮公開の招提寺 玉本由紀子
53 「遠山」の句碑に日差しや梅雨晴間 竹内柳影
59 不夜城や明日解禁の鮎の宿 南田英二
61 坂道を下る自転車アロハシャツ 小川晴子
66 帳尻の合はぬ出納梅雨は憂し 中澤幸子
69 土牢を覗けば黴の匂ひけり 竹内柳影
72 夕波の響く二見の茅の輪かな 玉本由紀子
以上 15句