8月のメール句会

伊藤 瓔子主宰選

8月15日締め切り分

5 手に慣れし絹の扇面秋扇 飯島まさこ
8 線香をまともに浴びて茄子の牛 関椿
17 水難の碑の立つ土手や草いきれ 池田章子
20 お台場の錆びし砲台灼けにけり 竹内柳影
22 箱売のりんご積上げ道の駅 池田宏治
25 密談のやうに寄り添ふ白日傘 中澤幸子
30 陵丘の木立に響く法師蟬 島村三重子
39 戦争を知らぬ子も老ひ終戦日 北崎広治
47 鱧鮨に京の吟行締め括る 玉本由紀子
51 朝まだき耳門開けられ蓮見会 玉本由紀子
52 信玄の隠れ湯治場蕎麦の花 中平絢子
54 新涼の不意に募りし旅心 池田章子
63 宇宙人探すロマンや天の川 北崎広治
64 墓参り父にふたりの母ありて 中澤幸子
73 豪雨後筑波を景に虹二重 小川晴子
75 蝉時雨手術の日取り告げらるる 堀内淑子
82 大西日空港浮かぶ茅渟の海 柴田香女
以上 17句