Photo by Tatsuya
枕と呼ばれる箱の上に胡蝶に象った飾りをおき、五本の扇を投げ合って点数を競う遊び。落ちた形にそれぞれ源氏物語五十四帖の名と点数がある。たとえば、花散る里1点、夢の浮橋100点などである。 左下の写真、手前の図は源氏五十四帖の役を表したもの。右下の写真はどの役ができたのか、図と比べているところ。 |
投扇の歌の情(こころ)を覚えけり 阿波野青畝 投扇の狼藉としてもののかげ 阿波野青畝 |
投扇の扇しずかに立てるまま 阿波野青畝 投扇興みんな花散る里と散る 阿波野青畝 投扇興畳すりゆく要かな 阿波野青畝 |
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平成16年1月4日 虹の会にて