7月9日と10日は、東京の浅草寺の縁日で境内に鬼灯の市が立ちます。 この日にお参りすると四万六千日分の御利益があるといい、毎年お参りの人でたいへん賑わいます。 |
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鬼灯市 団扇買ふほほづき市の行きずりに 紫峡 今年ほど暑き鬼灯市知らず 多賀子 六区行く鬼灯市を見倦きもし 隆雄 万太郎句碑に荷を置く鬼灯市 瓔子 句碑の前鬼灯市の店並ぶ 昭子 玉垣に鬼灯市の荷の届く 節子 |
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四万六千日(しまんろくせんにち) 四万六千日どうでもよろしただ暑し ぱおら 高欄に四万六千日の風 操 四万六千日を詣でて旅終る 節子 |
例句は平成14年7月9日、小路紫峽先生と兼安昭子さんを囲んで開かれた句会で紫峽先生選に入選した俳句です。