ひまわりに向かひ少年バット振る 瓔子
言ふなればお座敷舟や川床料理  由紀子
江ノ電の踏切の先雲の峰     恵子
村々に小さき教会青葡萄     章子
閑散の校庭囃す蝉時雨      領一
首振るはもう止めにした扇風機  信行
池隔て枯山水や風涼し      操
贔屓チーム敗れいやます暑さかな 広治
空蝉は衛士の箒に転げけり    眞千子
久能山二千の段に汗滂沱     和子


疲れなど霧散や畑でトマト食む  尋嘉
開かんと蕾色づく古代蓮     公平
片陰の切れて眩しき交差点    淑子
日傘買ふ絵柄と軽さ確かめて   三重子
手品師のハンカチのごと羽化の蝉 柳影
帰国の子時差ボケ理由大昼寝   和子
遠雷と黒雲迫り急く家路     広治
たわい無き事あれこれと老い端居 千里
開門を待つ早朝の蓮見かな    隆雄
庭下駄に気分和らぐ素足かな   元二



7月2023
          
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