ひいらぎ全国同人会記


9月29日、シーパル須磨に於いて、第6回ひいらぎ全国同人会が開かれました。
全国各地から、224名の同人が出席する盛会でした。


シーパル須磨
プログラム
◇総会        司会 丸谷領一 ・物故者に対する黙祷 ・会長挨拶、 会長 吉波泡生 ・新同人紹介      議長 前川菁道 ・新同人代表挨拶     藤野 勲 ・議事 活動報告、会計報告、役員改正など ・第2回萬両賞の表彰   ◇記念撮影 ◇懇親会   司会 松井義和   ・主宰挨拶       主宰 小路紫峽 ・乾杯         小西須麻 ・食事 ・祝辞 ◇句会 



同人会アルバム



小路紫峽主宰と智寿子編集長
ロビーでは会員の到着を笑顔で迎えてくださいました。


総会


 

吉波泡生同人会長の挨拶
 「紫峽先生は一年一年、俳壇の真ん中に向かって進んでおられ、俳壇の本流にひいらぎがあります。誌友も先生と共に、力を惜しまず、親睦をつくし、縦横の関係を一本の綱にして進んでいきたい。」

萬両賞表彰
  萬両賞受賞受賞者
   一席 由木みのる氏  
  二席 山本三才氏
  三席  玉本由紀子氏
  佳作  荻野 操氏 兼安昭子氏 佐藤清香氏 
         清水あつ子氏 向久保貞文氏

懇親会


 

主宰挨拶
「実感で捉え、具体的に表現すること、季語が連想を広げていること。
これができている俳句は必ずとります。誌友の皆様は力を持っておられ、
俳句に対する熱情をひしひしと感じます。」
智寿子編集長を副主宰にというご相談があり、一同大きな拍手をもって
賛同しました。

歓談中の主宰ご夫妻


句会



選句中の会員
2句出句、2句選。


披講
  佐伯邦子氏(大阪) 荻野 操氏(東京) 小路智寿子氏(神戸)

講評の主宰と幹部同人の皆様

主宰と新副主宰(編集長兼任)

入選句抄

    
秋惜しむ去年大山に今須磨に  平田青雲

尼様の須磨琴を聞く十三夜   古賀筑史

磯馴松赤灯台に色変へず    向久保貞文

鉄枴山指さしをれば鳥渡る   山田節子

月出でず明石大橋点滅す    小野百合子

秋思の歩海へと下る離宮道   古川武司

窯出しの蛸壺並ぶ良夜かな   三木夏雄

子午線はもう少し西鰯雲    松村比良美

須磨浦は墨絵ぼかしに鳥渡る  柏木千枝子

淡路島見渡す句碑や秋晴るる  小路智寿子

Photo by Takao & Tatsuya