メール句会11月互選

以下互選到着順

玉本由紀子選
33 三曲の阿吽之息や秋深し 北崎広治
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
70 クレーンに乗りて聖樹の飾り付け 池田宏治
74 牡丹鍋声かけ合ひし隣組 南田英二
78 葛引けば花つぎつぎとおどり出る 井上眞千子
87 太刀魚の炙り刺身の漁師飯 島村三重子
90 風を読み糸を放てる根釣人 堀内淑子
92 立ち入れぬ離宮の芝生曼殊沙華 竹内柳影
関 恵子選
1 あれこれのワクチン済ませ冬隣 堀内淑子
11 山野模す盆栽鉢の小菊かな 丸谷 領一
15 小学生点つるお茶席秋うらら 小川晴子
21 鉢植ゑの鶏頭並ぶ子規の庭 岸本隆雄
43 分れゆく子らや野菊の咲く辻で 奥原尋嘉
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
71 黄落のキャンパス恋の話聞く 伊藤瓔子
77 階段の一つが高き七五三 高田信行
小山千里選
21 鉢植ゑの鶏頭並ぶ子規の庭 岸本隆雄
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
39 冬晴れて座り心地の良き浜辺 堀内淑子
51 癌告知医師の厳しさ木の葉髪 藤田千春
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
64 布団着て副反応の熱に耐ふ 堀内淑子
73 異国語満つ露天の風呂に紅葉降る 飯島まさこ
90 風を読み糸を放てる根釣人 堀内淑子
飯島まさこ選
4 ラテアート壊すに惜しむ感謝祭 南田英二
9 今年酒両手で受くる一杯目 関 恵子
16 松手入つくづく見上ぐ配達夫 中澤幸子
30 傾きし物置小屋や秋桜 竹内柳影
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
43 分れゆく子らや野菊の咲く辻で 奥原尋嘉
44 穂芒も挿せば床の間華やぎて 藤田千春
45 門一つ遺す湖城趾十三夜 玉本由紀子
北崎広治選
10 砂浜に貝殻拾ふ白秋忌 池田章子
17 粧ふ山トロッコ列車とことこと 飯島まさこ
29 伽藍へと和讃染み入る親鸞忌 田村公平
36 秋晴や浜に居並ぶ釣天狗 池田章子
42 病院前いつもの場所に焼き芋屋 井上眞千子
45 門一つ遺す湖城趾十三夜 玉本由紀子
75 海峡が時雨れて日矢が巨船射る 田村公平
87 太刀魚の炙り刺身の漁師飯 島村三重子
中澤幸子選
5 引潮に岩に降立つ根釣人 島村三重子
10 砂浜に貝殻拾ふ白秋忌 池田章子
21 鉢植ゑの鶏頭並ぶ子規の庭 岸本隆雄
44 穂芒も挿せば床の間華やぎて 藤田千春
46 湾内にエンジン響く秋の晴 荻野 操
56 秋の旅父の遺愛の小銭入れ 関 恵子
71 黄落のキャンパス恋の話聞く 伊藤瓔子
竹内柳影選
3 蓮の葉の傘をたためる枯れ姿 伊藤瓔子
10 砂浜に貝殻拾ふ白秋忌 池田章子
42 病院前いつもの場所に焼き芋屋 井上眞千子
48 虫喰ひの穴より破れゆく蓮 伊藤瓔子
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
76 海風に打たれる幟牡蠣の小屋 関 恵子
85 食用よ薬用よとぞ菊盛る 小山千里
90 風を読み糸を放てる根釣人 堀内淑子
奥原尋嘉選
2 おかへしか戸口に大きさつまいも 小山千里
23 立冬や散る花あれば咲く花も 高田信行
30 傾きし物置小屋や秋桜 竹内柳影
53 採りたての柿供ふるは屋敷神 玉本由紀子
55 煮ふくめる祖母の大根狐色 中澤幸子
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
78 葛引けば花つぎつぎとおどり出る 井上眞千子
89 冬うらら真筆刻む晶子歌碑 中澤幸子
井上眞千子選
3 蓮の葉の傘をたためる枯れ姿 伊藤瓔子
9 今年酒両手で受くる一杯目 関 恵子
25 葉の裏に水の反映破蓮 伊藤瓔子
29 伽藍へと和讃染み入る親鸞忌 田村公平
41 晩秋の池に細波ひとつなし 岸本隆雄
55 煮ふくめる祖母の大根狐色 中澤幸子
81 枯芦の濠端たどり入る城址 丸谷 領一
72 コロナ禍や門で経讀む盆の僧 藤田千春
高田信行選
10 砂浜に貝殻拾ふ白秋忌 池田章子
13 鹿除けの金網捲いて奈良の冬 井上眞千子
43 分れゆく子らや野菊の咲く辻で 奥原尋嘉
46 湾内にエンジン響く秋の晴 荻野 操
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
61 冬浅き野菊の墓の文学碑 池田章子
71 黄落のキャンパス恋の話聞く 伊藤瓔子
73 異国語満つ露天の風呂に紅葉降る 飯島まさこ
南田英二選
10 砂浜に貝殻拾ふ白秋忌 池田章子
30 傾きし物置小屋や秋桜 竹内柳影
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
37 松の枝を見据え雪吊縄結ぶ 小川晴子
47 チーム皆公園清掃冬ぬくし 田村公平
52 御神燈吊ることもなし秋祭 井上眞千子
87 太刀魚の炙り刺身の漁師飯 島村三重子
92 立ち入れぬ離宮の芝生曼殊沙華 竹内柳影
小川晴子選
5 引潮に岩に降立つ根釣人 島村三重子
9 今年酒両手で受くる一杯目 関 恵子
20 石庭の消息として石蕗の花 丸谷和子
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
48 虫喰ひの穴より破れゆく蓮 伊藤瓔子
55 煮ふくめる祖母の大根狐色 中澤幸子
77 階段の一つが高き七五三 高田信行
81 枯芦の濠端たどり入る城址 丸谷 領一
岸本隆雄選
1 あれこれのワクチン済ませ冬隣 堀内淑子
7 叙勲者に知人の名あり文化の日 奥原尋嘉
15 小学生点つるお茶席秋うらら 小川晴子
39 冬晴れて座り心地の良き浜辺 堀内淑子
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
70 クレーンに乗りて聖樹の飾り付け 池田宏治
87 太刀魚の炙り刺身の漁師飯 島村三重子
90 風を読み糸を放てる根釣人 堀内淑子
1いつまでワクチンを打つのでしょうか、今回で打ち止めにしたい。
7知り合いが叙勲、嬉しいですね。
15正に麗らか、俳句もやってほしいですね
39砂に残った暖かさ、いつまでも座っていたい。
58漱石の猫か?
70大きなもみの木、大学のキャンパスか
87食べてみたいほどの美味しい俳句。
90中々釣れませんね。
堀内淑子選
9 今年酒両手で受くる一杯目 関 恵子
21 鉢植ゑの鶏頭並ぶ子規の庭 岸本隆雄
42 病院前いつもの場所に焼き芋屋 井上眞千子
48 虫喰ひの穴より破れゆく蓮 伊藤瓔子
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
71 黄落のキャンパス恋の話聞く 伊藤瓔子
76 海風に打たれる幟牡蠣の小屋 関 恵子
78 葛引けば花つぎつぎとおどり出る 井上眞千子
9一杯目は貴重品のように扱うというのが面白い。
21地植えにしていた鶏頭が思った出来ではなかったのでしょうか。 
42焼き芋屋がいつもの場所にというのはよくありそうですが、病院の前とは。  
48確かに、少し破れかけると速く破れてしまうかも。  
58猫も新聞を読みたかったのかな。
71銀杏の散る下で恋の話とは、相談事なんでしょうか。  
76厳しい海で採れた牡蠣は美味しいことでしょう。  
78葛の葉の陰に花が隠れていたのですね。びっくりです。
池田宏治選
2 おかへしか戸口に大きさつまいも 小山千里
6 遠巻きに座椅子が並ぶ報恩講 田村公平
29 伽藍へと和讃染み入る親鸞忌 田村公平
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
41 晩秋の池に細波ひとつなし 岸本隆雄
45 門一つ遺す湖城趾十三夜 玉本由紀子
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
77 階段の一つが高き七五三 高田信行
池田章子選
1 あれこれのワクチン済ませ冬隣 堀内淑子
7 叙勲者に知人の名あり文化の日 奥原尋嘉
29 伽藍へと和讃染み入る親鸞忌 田村公平
33 三曲の阿吽之息や秋深し 北崎広治
39 冬晴れて座り心地の良き浜辺 堀内淑子
43 分れゆく子らや野菊の咲く辻で 奥原尋嘉
45 門一つ遺す湖城趾十三夜 玉本由紀子
46 湾内にエンジン響く秋の晴 荻野 操
丸谷 領一選
5 引潮に岩に降立つ根釣人 島村三重子
7 叙勲者に知人の名あり文化の日 奥原尋嘉
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
37 松の枝を見据え雪吊縄結ぶ 小川晴子
42 病院前いつもの場所に焼き芋屋 井上眞千子
63 買い置きの熟すを待つや柿三つ 北崎広治
87 太刀魚の炙り刺身の漁師飯 島村三重子
91 木の実踏みむ開山堂へ磴は急 岸本隆雄
丸谷和子選
17 粧ふ山トロッコ列車とことこと 飯島まさこ
24 すべり台途中に止まる落葉かな 南田英二
31 見晴らしの尾根に一息芭蕉の忌 池田宏治
47 チーム皆公園清掃冬ぬくし 田村公平
51 癌告知医師の厳しさ木の葉髪 藤田千春
71 黄落のキャンパス恋の話聞く 伊藤瓔子
90 風を読み糸を放てる根釣人 堀内淑子
91 木の実踏みむ開山堂へ磴は急 岸本隆雄
伊藤瓔子選
1 あれこれのワクチン済ませ冬隣 堀内淑子
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
45 門一つ遺す湖城趾十三夜 玉本由紀子
58 新聞を覗き込む猫文化の日 小川晴子
70 クレーンに乗りて聖樹の飾り付け 池田宏治
77 階段の一つが高き七五三 高田信行
78 葛引けば花つぎつぎとおどり出る 井上眞千子
91 木の実踏みむ開山堂へ磴は急 岸本隆雄
1コロナにインフルエンザ、肺炎・・これで一安心
35座布団の皺に注意が向くとは!子規の旧居らしいですね
45城のあった昔をそのびながら仰ぐ湖畔の月
58愛猫と並んで読む新聞。どんな記事でしょう
70よほどの大木。立派な聖樹ができそうです
77慣れぬ着物を着て頑張って階段を上る様子。かわいいです
78こんなに沢山の花が咲いていたとは
91開山堂は比較的奥にあることが多いようです。
田村公平選
23 立冬や散る花あれば咲く花も 高田信行
28 王朝の牛車の雅び冬うらら 中澤幸子
33 三曲の阿吽之息や秋深し 北崎広治
37 松の枝を見据え雪吊縄結ぶ 小川晴子
53 採りたての柿供ふるは屋敷神 玉本由紀子
54 散敷くや八重の山茶花際立ちぬ 島村三重子
69 老眼鏡母の形見や灯親し 荻野 操
85 食用よ薬用よとぞ菊盛る 小山千里
河村ひいづ選
9 今年酒両手で受くる一杯目 関 恵子
13 鹿除けの金網捲いて奈良の冬 井上眞千子
28 王朝の牛車の雅び冬うらら 中澤幸子
35 子規庵の座布団の皺秋深む 関 恵子
48 虫喰ひの穴より破れゆく蓮 伊藤瓔子
55 煮ふくめる祖母の大根狐色 中澤幸子
69 老眼鏡母の形見や灯親し 荻野 操
89 冬うらら真筆刻む晶子歌碑 中澤幸子