平成23年9月17日
林試の森公園 |
目黒不動尊 |
◇JR目黒駅から大円寺、、行人坂経由で目黒不動尊、林試の森公園へ。 下見に来たときは、蝉時雨だったが、今日は秋時雨。雨の激しい中を熱心なメンバーが集結。 行人坂はかなり急で雨が流れをなしていた。(淑子) |
◇目黒不動では、行の滝と水かけ不動などを見る。女坂の途中に役行者の像があり、前にも来たことがあるのを思い出した。(第66回)雨の中の芙蓉が美しい。(瓔子) |
昆陽の碑と芙蓉 |
林試の森 |
◇林試の森は巨木がそびえるばかりで句材に苦労しました。(操) ◇秋雨とは言えないような激しい雨が降り続き、大木ばかりの林試の森で全く俳句にならず、残念な一日だった(周雄) ◇林業試験場の跡の森は、すばらしかった。しかし、俳句作りには季語が見当たらず、苦労した。(隆雄) |
◇吟行の途中、蛇を見て喜んでいる自分に、俳人になったものだと驚く。(宏治) ◇雨の中、句帳を広げることもできないので、四阿で雨を避けようと思ったが、猫が陣取っていた。じっと動かず、こちらをにらむので退散。(瓔子) |
四阿 |
公園事務所の展示室 |
◇公園事務所に入ったら、展示室があり、いろいろな団栗や種などが並べられていた。(瓔子) |
バス停の屋根に夕立けたたまし | 荻野 操 |
蝶のごと萎むや雨の白芙蓉 | 荻野 操 |
団栗を並べ公園事務所かな | 伊藤瓔子 |
四阿に猫の陣取る秋黴雨 | 岸本隆雄 |
女坂上り下りに木の実降る | 池田章子 |
木槿散る車軸の雨に叩かれて | 岸本隆雄 |
雨の萩地に伏せたるを踏むまじく | 池田章子 |
◆生憎の雨、それも一時も止まぬ。よくも集いし七人の句仲間。称え合いたい。(宏治) ◆秋雨と云うには朝からの本降りで、靴の中まで濡れる始末でなかなか立ち止まって句帳を開く気になれず、往生しました。近くなのに目黒不動も林試の森も知りませんでしたが、雨でなかったらいい散歩コースだと思いました。目黒川の太鼓橋あたりに桜が咲く頃にまた来たいです。(章子) ◆車軸の如き雨、吟行でなければ出歩くことはなかった。早目に会場に入り、歳時記とにらめっこすること約一時間。句作りには苦労しました。それでも七人も参加し、楽しい句会となった。これも緑の中を歩き、森林浴をして心身ともにリフレッシュしたお蔭ではないかと思った。(隆雄) |