第104回 虹の会 白山神社吟行 |
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白山神社は、東京都文京区にある神社である。三田線白山駅より徒歩3分。南北線駒込駅より徒歩5分ほど。神社の裏の公園と浅間神社など、周辺を自由に吟行した。 |
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◇あじさい祭の最終日にあたった。地下鉄を出るなり祭の賑わいに会う。小さな神社に意外なほど人が集まっており、地元の人達が活躍しているお祭りだった。多少の雨はこの時期やむを得ず。(淑子) ◇昨夜から降り続く雨にもかかわらず、白山神社のあじさい祭は大にぎわいでびっくりしました。 文京の五大花祭の一つとは知りませんでした。ほかにも句帳をもったグループの方もいらっしゃいました。(章子) ◇あじさい祭の最後の日と云え梅雨最中になかなかの人出で感心した(周雄) |
◇白山神社に歯科医師のテントがあるのでなぜかと不思議でしたが、歯ブラシ供養があるとの知らせに納得しました。お祓いをした新しい歯ブラシをいただく人が小雨の中長い列を作っていました。白山神社にこんなに紫陽花があるとは驚きました。(操) ◇白山神社は初めて。虫歯の痛みをとめるともあり、歯ブラシが供えられ、歯科医の相談コーナーがあった。(享子) |
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◇宝前も裏山もあぢさゐに溢れ、小雨に濡れて見事だった。(周雄) ◇東京のど真ん中に、これだけの紫陽花を咲かせる神社があったことに驚いた。(隆雄) ◇由緒ある白山神社の境内に所狭しと紫陽花が満開!!知らずに来たけれど夏祭もあって梅雨の傘がぶつかる程の人出でした。(とめ子) |
◇浅間神社は小山をなしていた。あじさいで埋まっていたが、よく茂っていて道も小さいので多くの人は入れない。昼近くになると入りたい人達で列ができていた。(淑子) ◇神社の裏には公園と浅間神社の小山があり、ここも紫陽花でいっぱい。種類もいろいろ、色もいろいろ。(瓔子) |
浅間神社の小道 |
屋台 |
◇参道に露店が並びおいしそうな匂いがいっぱいでした。(とめ子) ◇手作りのこじんまりとしたお祭のようで、あたたかみがあり、とても気持ちが落着きました。出店のコロッケもおいしかったです。(章子) ◇地域の人たちの出店ばかりで、とても安く、且つおいしい食べ物が多く、やきとりやコロッケを賞味した。 紫陽花の苗木にめずらしいものがあって買いたかったが、句会があり断念したのが惜しかった(隆雄) ◇宝前の茶店はあぢさゐ茶屋と称し、地元の町内会の人たちがやって居られ、味もよく値段もリーズナブルで私としては珍しく買い喰いを楽しんだ。(周雄) |
◇神輿もあって、あぢさゐまつりは最高潮、いいところにめぐり会えてよかった。(隆雄) ◇お神輿が威勢よく揉まれ宮入し、一本締め、三本締めで終了。東京のお祭りらしくて興が湧いた。(瓔子) |
神輿 |
夏祭一本締めに雨上がる | 瓔子 |
紫陽花の磴袖濡らす人の波 | 享子 |
余所者の吾も手拍子夏祭 | とめ子 |
蝸牛遅歩をあなどり見失ふ | 享子 |
世話人のテントの椅子に蚊遣焚く | 章子 |
宝前の狭きに猛る神輿かな | 周雄 |
結い上げて白髪の混じる祭り髪 | 章子 |
◆小雨も途中で上り、紫陽花もちょうど見ごろでよかった。紫陽花だけだと句材に困りそうと思っていたが、折よくお神輿も見物できてよかった。(瓔子) |