第11回 虹の会 谷津バラ園と干潟吟行

平成9年7月20日



参加11名
天気晴れ
句会場谷津干潟観察センター
集合場所京成谷津駅改札口
  
この日詠まれた季語たち
蟹・夏帽子・西日・薔薇・梅雨明け・汗・夏草
夏・涼し・噴水・青芦・暑さ・干潟・避暑
炎天・雀の子・鷺・水中花・花は葉に・はまなすの実
鴨・残り鴨・通し鴨・夾竹桃・草茂る・緑陰
日盛り・灼ける・大暑・青すすき・舟虫・とんぼ


京成谷津駅集合。まず、京成薔薇園を見る。噴水を中心に夏の薔薇が咲き乱れている。干潟にそって約半周して歩き、観察センターへと向かう。(瓔子記)
何しろ暑くて、句会場に着く頃にはちょっとバテぎみ。この時期の吟行には、帽子か日傘が必需品。句材にもなる。時期柄鳥が少ないのは残念。ただし、鳥たちのことをいくらか勉強していかないとちょっと句には作りにくそう。(淑子)



小路紫峽先生選

乗り換へのホームの西日避けにけり 忠利
つば広の帽子まぶかに薔薇手入れ勝子
円柱の高きに一花薔薇真紅勝子
草茂り引込線の錆つきぬ ひで子
駅前の埋立といふ径灼けぬひで子
積木めくビル遠景に干潟かな勝子
薔薇園の少女の像の白きかな淑子