第118回 虹の会 新宿御苑吟行 |
平成27年11月3日
|
|
![]() |
◇いつも千駄ケ谷門から入るのを今日は新宿門から入りました。地下鉄から出た久し振りの新宿が様変わりしていてとまどいました。入口に大作りの白菊が置かれ、一昨日から始まったところで、鮮やかな白でした。(操) ◇雨上りの爽やかな御苑の吟行。澄んだ空に新宿の高層ビルがまぶしい。(宏治) ◇昨日の雨もすっかり上り、ジンクス通り真青な晴天にめぐまれた。新宿御苑はまことに広く、菊花壇も色々あって見ごたえがあった。(周雄) |
◇他所の菊花展とは異なり、広い御苑のところどころに握舎が置かれ、祭日の人出でしたが、ゆっくり楽しみました。(操) ◇広い御苑のあちこちに上屋をつくり、菊花展を開いていた。訪ね歩くうちに吟行の予定時間になった。(隆雄) ◇菊花展の菊はちょうど見頃。上屋のこしらえもさすが御苑で他にみぬ立派さ。(宏治) ◇新宿御苑の菊花壇、ちょうど文化の日と重なって菊の前にずらりと人垣ができていた。(章子) |
![]() 懸崖菊の上屋 |
![]() 大作り |
◇大作りを育てるのは環境局の職員だと聞いてびっくり。(好子) ◇立派な大作りの鉢は蕾の時に運び込まれて世話をしてきたと庭師が話してくれました。(操) ◇菊花壇は菊花展や菊人形とは違った美しさがある。広い庭園の中だからだろうか。多くの人がカメラを持ち、ガイドに連れられて来られていたが、それほど混むということもない。気持ちのよい吟行だった。(淑子) |
◇新宿御苑といえば、街の喧噪を忘れさせるオアシスというイメージですが、今日は文化の日ということもあり、大勢の人で賑わっていました。折から菊花展もはじまり、天高し、落葉と広い園内は季語がいっぱいでした。(律子) ◇品種ごとに名前が付けられており、その名前の付け方がとても風流だと思った。たとえば、「雲の波」「葵上」「竹取」「蜻蛉羽」などなど(瓔子) |
![]() |
![]() |
◇広々とした芝生では、ヨガや体操教室のような催しがあちこちで行われていた。ほとんどが女性で、まだ男性の参加は少ないようだった。(隆雄) ◇菊展を見る人、大芝生に寝転ぶ人、秋バラを描く人、静かにベンチにすわる人など思い思いの休日を楽しんでいる様子を見るだけでも気持ちが安らいだ。(章子) |
◇快晴の文化の日、新宿御苑の吟行は、まずお目当てのひょんの実を拾いに。(好子) ◇今年も沢山のひょんの実を見つけ、二つ三つ形のよいものを拾いました。ちょっと水洗いして吹いてみると森のためいきのような音がした。 プラタナス並木の落葉がはじまり、風に吹かれて大きな葉が音をたてて転げていた。夕方までベンチでゆっくりしたかったが、句会へと急いだ。(隆雄) |
![]() ひょんの笛 |
朝まだき捩じり鉢巻松手入 | 宮本昌子 |
思ひきり両手を伸ばし天高し | 荻野 操 |
知らぬ間に園を一周菊花展 | 岸本隆雄 |
一つ欲し手毬の如き菊なれば | 岸本隆雄 |
太鼓橋渡りて次の菊展へ | 猿渡律子 |
ひよんの笛力を抜いて吹けば鳴る | 尾好子 |
句敵のおちよぼ口して瓢の笛 | 池田章子 |
紫の幕こそよけれ菊花展 | 伊藤瓔子 |
亭午の日眩し眩しと鵙高音 | 荻野 操 |
吟行のリュック投げ出す草紅葉 | 岸本隆雄 |
ゆかしさの名を競ふかに古典菊 | 池田宏治 |
◆新宿御苑は何度も来ていますが、こんなにゆっくり過ごした日は初めてです。お天気にめぐまれ苦吟ながら菊薫る文化の日を有意義に楽しく過ごすことが出来、幹事さんに心より感謝します。(昌子) ◆雨上りの虹の会吟行も新宿御苑の菊花壇展も初めてで色々見物出来て、広い園を満喫しました。大勢で昼食囲み楽しいランチでした。バタバタしましたが、楽しい秋の一日でした。(幸子) ◆暖かくってぽぉーとして気持ち良く、句を作るのを忘れ、菊に見とれて時間ギリギリ。でも楽しい一日でした。お昼も一緒にほっと一息つきました。(加容子) ◆虹の会で新宿御苑は来たことがあるが、そのときとは違った気候で楽しめた。(淑子) ◆中華料理店の句会も面白かったです。(章子) ◆12時から予約した中華料理店でチャーハンとサンラータンのランチを頂き、そのまま円卓で句会をしました。楽しい思い出になりそうです。(瓔子) |