第128回 虹の会 ふなばし三番瀬海浜公園吟行 |
平成29年7月23日 |
|
|
汐干狩 |
◇干潮が10時40分というので早めに家を出た。前の日までの猛暑にうって変わった曇で強風。日除けに持っていたパーカーを着て浜辺に立った。(淑子) ◇京成線は余り乘り慣れない線ですが、5月の京成薔薇園の手前で気楽に来られました。 熱中症に注意しなければと心配でしたが、日射しは全く無く、息苦しい程の強風の中、多くの家族連れが潮干狩を楽しんでいました。(操) ◇公園内にはバーベキュー場、野球場、テニスコートなどの他、展望台施設、噴水など様々な楽しみ方のできるところで多くの家族連れが訪れていました。(千里) ◇三番瀬の吟行は始めてでした。強風に驚きました。千葉に憩の干潟があるとは。家族連れの賑いにふれて楽しくなりました。(幸子) |
◇干潟の広さにまず驚いた。南からの強風で鴎の飛ぶ姿は見ずじまい。鴎も飛ばない程の強風でたっているのがやっとの思いだった。(隆雄) ◇目の前に広がる東京湾の干潟、大潮との事でその広いのにびっくりした。 はるか沖に東京タワー、ディズニーランドの塔、観覧車、また砂浜から見えるところに廃棄物処理場などが見られ、東京湾に残る数少ない干潟の景色をめずらしく眺めました。(章子) ◇梅雨明宣言の済んだはずだのに、今日は朝から雲が多く、現地では本当に降り出した。潮干狩のシーズンは終わっているが、子供達はどろんこになって蟹や貝をとって居た。(周雄) |
|
蟹の穴 |
◇足元を気にして貝が掘れるところまでは行けず残念。浜は長く伸びていて、右に行くか左に行くか迷って右をとった。そちらは親子連れが多く遊んでいるようだった。
空が大きく、圧倒される景色である。(淑子) ◇猛暑を覚悟したが、曇天。思いもかけぬ強い風に閉口したが、江戸から続く干潟の姿や夏休みに入った子供達の歓声を見聞きでき、地元の良さを改めて見直しました。(晴子) |
◇熊手で砂を掻くと浅蜊が現れる。それも大物が多い。見る見るポリバケツが浅蜊で一杯になった。 浅蜊だけでなく、カキや名も知らぬ大きな貝を掘っていた。千葉の海の豊かさにびっくりした。(隆雄) ◇干潟の広がる海辺には時期はずれではありましたが、何組かの貝を掘る姿が・・・この時期、無料ということらしく、中国人が多く、大きなバケツや袋にごっそりと持ち帰る姿が見られました。 干潟に降りると久しぶりに素足になり、砂の感触を楽しみました。(千里) ◇沢山あいている穴は何だろうとみていると、蟹が足から出てすぐにまた潜ってしまいました。泥だらけの小さな蟹でした。(瓔子) |
バーベキュー場 |
展望台 |
◇展望台に座って浜辺を見ていましたら、だんだん潮が満ちてきて、遠くに白い波が立ち、貨物船らしき舟が行き交うのも見えました。(瓔子) ◇日本人の家族は主にバーベキュー場でテントを張り、思い思いに子供達を遊ばせながら、食事の準備を楽しんでいました。 (千里) |
児と同じ目線にしやがむ汐干狩 | 堀内淑子 |
汐干狩柵に乾ぶる藻の数多 | 荻野 操 |
児等飽きて汐干の浜に絵を描く | 堀内淑子 |
浅蜊掘る尻の濡るるを気にもせず | 岸本隆雄 |
蟹の穴小さき闇を点点と | 伊藤瓔子 |
水を噴く穴磯蟹の足のぞく | 荻野 操 |
ティーシャツを胸まで濡らし浅蜊掘る | 岸本隆雄 |
立札は津波避難図潮干狩 | 荻野 操 |
棚引くは房総半島浅蜊掘る | 岸本隆雄 |
◆炎暑にならず、句は作りにくかったものの、熱中症の心配せずにすんだ。(淑子) |