平成30年10月14日
光明寺本堂 |
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◇夜来の雨が止み、光明寺の十夜法要は荘厳でさすが古都鎌倉と感激しきりです。 (昌子) ◇朝は曇で時々小雨もパラついたのが、仏様のお蔭か、しだいに晴れて暑い位の晴天となった。(千里) ◇光明寺は浄土宗大本山の一つ。五百年の伝統を誇る十夜法要を吟行する。 十夜とはいえ、鎌倉のここでは12日〜15日までである。本来は夜通しとぎれなく十夜念仏が各寺から集まった僧らによって行われるそうだが、 昼間なのでそれはかなわず、施餓鬼会や練行列を見物。(章子) ◇御天気もまずまずで十夜法要に大本山光明寺に来られたのはよかった。(周雄) |
◇本堂の直前まで参道の両側にびっしりと屋台が続き、どの店もそれなりに賑わっていた。(隆雄) ◇境内に市がたって、柿や日用品や漬物などが売られ、どことなく鄙びた感じがかえってよかったです。(章子) ◇境内はもっと賑わっているかと思いましたが、意外と静かでした。夜にはもっと人が来るのでしょうか。(恵子) |
光明寺境内 |
本堂 大聖閣 |
◇つぼみ句会で毎月来る鎌倉ですが、お十夜は初めてで、大勢の僧の肩に掛ける袈裟に見とれました。(操) ◇浄土宗でありながら、十夜法要を拝む機会もなくこの齢に至ってしまった・・・ 初めての十夜法要。光明寺の読経にお練りにひたすら感動するばかり。(千里) ◇信徒でなくても本堂に上れることがありがたかった。 アナウンスに従って合掌し「なむあみだぶつ」と声に出すと、こちらの宗派でお葬式をした亡き友のことを思い出した。(淑子) ◇十夜法話とは一体どんな話をされるのだろうと身構えていたが、先ず今夏の異常気象から数々の災害のこと、 果ては金足農業の投手の話やら周防大島のスーパーボランティアの児童救出の話等々。 句会の関係もあり、中座することに。どの様にまとめられたのだろうか。俗人はこれだから困る。(柳影) ◇蓮池の向うの大聖閣の扉が開いていて、阿弥陀様らしい仏様が金色に輝いているのが見えました。(瓔子) |
◇山門の特別拝観で上ってみました。山門の中にはお釈迦様と十六羅漢の像が祀ってありました。(瓔子) ◇山門に上ることが出来たが、修理中で美しい景色が金網越しとなり残念。でも材木座が一望出来た。(隆雄) ◇山門が台風の被害とかで工事中であったのは驚いた。東京の人出になれているからか、十夜寺の人出には驚かなかった。(周雄) ◇山門にも登り、宮大工さんの立派な作りや扁額を目のあたりにし、又とない経験をさせて戴きました。(昌子) |
山門内 山門より材木座海岸を望む |
稚児行列 |
◇高層のずらりと並んだ列。紫や緑の法衣の僧達の衣の香りが通りすぎ、おちょぼぐちに紅つけた御稚児さん達がかわいく手を振ってくれました。。ゆったりとしてほんとうに「秋うらら」(加容子) ◇稚児行列はあっという間に通り過ぎ、僧の金襴衣が強烈に眼裏に残った。(隆雄) ◇お稚児さんたちはかわいかったです。 (恵子) ◇お練り行列はあっという間に目の前を通り過ぎて行った。衣裳や被り物はめずらしく見えた。(淑子) ◇一時半からの法要にお練り行列の僧が遅れ、残念ながら法要をあきらめて会場へのバス停に向かいました。(操) |
◇材木座海岸はすでに秋。ウインドサーフィンの色とりどりの帆がきれいだった。 (隆雄) ◇海沿いのお寺素敵です。(恵子) ◇お寺のすぐ前が材木座海岸。逆光にきらめく波が美しく、静かな浜辺で句を案じました。(瓔子) |
材木座海岸 |
十夜講背広に輪袈裟きらめかせ | 伊藤瓔子 |
リュック背負ひ若返りたる十夜婆 | 荻野周雄 |
十夜綱握り先師を偲びけり | 池田章子 |
十夜鉦譜面あるよな無いやうな | 堀内淑子 |
お練り前欠伸隠して十夜僧 | 小山千里 |
本堂に響動もす法鼓十夜寺 | 宮本昌子 |
危なかし稚児行列や十夜道 | 竹内柳影 |
御詠歌に鈴振り進む十夜婆 | 小山千里 |
声明の読経朗朗十夜寺 | 宮本昌子 |
十夜婆紅ちよと直し戻りけり | 堀内淑子 |
法灯に十夜の僧の袈裟の綺羅 | 伊藤瓔子 |
鉦の音喨喨として十夜寺 | 池田章子 |
石庭にもれ聞く十夜法話かな | 竹内柳影 |
けたたましくも有り難し十夜鉦 | 小山千里 |
秋日和紫法衣香り立つ | 木賀加容子 |
皆さまのお元気がうらやましいです。 |
なんにでも十夜をつけれは句になるよと言われたが、何を見つければよいか。遠路来たこともあり、境内から出ずにずっとほぼ同じところでがんばってみた。十夜鉦も御詠歌も雅楽も保存され、継承されているらしい、素晴らしい。(淑子) ◆お十夜は初めてで何もかも珍しい。俳句を作るのは難しいかったけれど、お十夜の俳句を読んだときに理解しやすくなった気がしてうれしかった。(瓔子) |