第138回 虹の会 北本自然観察公園吟行 |
平成31年3月31日 |
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石戸蒲桜 |
◇小一時間の電車からあちこちの桜を楽しみながら着きました。 二三分咲きなのは残念でしたが、樹齢八百年という日本五大桜の石戸蒲桜の偉容には感動しました。(操) ◇絶好の吟行日和に恵まれてありがたかったです。また一停留所先の石戸蒲桜も見る事ができました。(章子) ◇日本五大桜のひとつと言われる石戸の蒲桜はまだ花一分、ちょっと残念だが、その幹の太さは一見の価値があった。満開の時に来てみたい。(とめ子) |
◇埼玉県北本市にある自然観察が吟行地。どのくらいの広さか見当がつかないが、何しろ自然が一杯!どんな生き物も植物も採ってはいけないとのことで、自然がいっぱいというが、ほったらかしである。 歩板以外は土の上を歩ける希少な場所とのんびり歩く。(好子) ◇自然学習園は季語がいっぱい。さわやかな大気の中をるんるんと歩いた。(とめ子) ◇湿地の歩板を歩きながら、水の中を覗くとオタマジャクシが沢山。(瓔子) |
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江戸彼岸桜 |
◇樹齢二百年の江戸彼岸桜は、終りかけていたが木道に散り敷く景も又良しでした。(千里) ◇エドヒガンザクラはほとんど散っていたのが残念でした。(恵子) ◇桜を愛で鳥の声を聞き、歩き回り満足・・・(加容子) |
◇初めての北本自然公園、桜も良いが、何より大木が自然に残っているのが良い。 案内図に距離と所要時間があり、親切である。ポイントごとがほとんど1分から3分位で気楽に道を選んで歩いたが、深山にいる感じがする場所もある。鳥の声がするからか。(淑子) ◇まだ聞いていなかった鶯の声を何度も聞かせてもらい。これだけでも満足。 自然観察公園だけあって、木や沼の自然がたっぷり。木々の芽吹いたばかりの薄緑にも目を洗われました。(宏治) ◇その名の通り!自然園は自然豊か! 鳥の声はそこかしこから。鳥の名を知らず、学ばずにはいられない。好奇心が豊かになる。木々花々、生き物すべてに春の息吹を感じる。(千里) |
高尾の池 |
城ヶ谷堤(桜土手) |
◇荒川に面した土手の桜が満開でたくさんの花見客が土手でお弁当を広げていました。 (章子) ◇土手の菜の花と桜のコラボレーションが美しく、のんびりした雰囲気がとてもよかった。(瓔子) |
幹支ふ丸太の数や老桜 | 池田章子 | |
生き物の命つなぎて水温む | 尾好子 | |
自然園桜二本に迎へられ | 関 恵子 | |
風の音鳥の声聞き野に遊ぶ | 尾好子 | |
老桜や源氏の大将由来とは | 堀内淑子 | |
後ろ手に組みて逍遥花の土手 | 伊藤瓔子 | |
鶯の四度目五度目は聞き流す | 瀬戸とめ子 | |
燦燦と雨後の日射しや初蝶来 | 荻野 操 | |
木道に覗く水辺に蝌蚪の国 | 池田章子 | 原句 木道に覗く水辺は蝌蚪の国 |
すべり台春一番の砂埃 | 木賀加容子 | |
土手に坐す釣人花菜隠れかな | 池田宏治 | |
行厨や前に後ろに菜の花黄 | 荻野 操 | 原句 行厨や前に後に菜の花黄 |
◆名前のとおり自然を生かした公園で様々な植物や鳥の声に出逢えました。また違う季節に来たいと思いました。(恵子) ◆命の洗濯をする場所。昭和のはじめの頃、私の住んでいた香里園もこんな所だった。(好子) ◆朝方はどんよりと曇り空で快晴の予報なのにと出掛けましたが、自然公園に着いた頃から青空がのぞき、気持ち良く芽吹き始めた森を散策しました。(操) |