第145回 虹の会 武相荘吟行 |
2024年11月20日 |
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武相荘は鶴川駅からバスで2停留所であるが、降りてからの坂道を考慮してタクシーに分乗した。 |
カフェスペース |
◇入口すぐにカフェのスペースがあり、囲炉裏とテーブル席があった。奥のコーナーには白洲次郎氏の愛車と同型のフォードが置かれていた。
(淑子) ◇囲炉裏に火が入って暖をとることが出来ありがたかったです。 (章子) |
◇急に真冬の寒さとなり初めての武相荘、たどりつけるかと心配でしたが、行ってみると当時のおもむきそのままの風情あるたたずまいに感動でした。
(晴子) ◇天才ご夫婦のお住まい美的感性のすごさが感じられた。(千里) | レストラン及びミュージアム |
ミュージアム入口 |
◇白洲正子さんの書斎は1メートル四方という狭さ。ここから多くの随筆が生まれたのだと思いながらしばらく見ていました。蔵書の幅広さにも関心しました。
(瓔子) ◇白洲夫妻の華麗なる気ままな暮しの武相荘。雨の中の瀟洒な佇まいは殊の外素晴らしかったです。吉田首相や一流の文士の筆跡も拝見出来寒い雨の中来たかいがありました。 (昌子) ◇ミュージアム内は畳敷き、板敷きであるが土足で入れるように靴カバーをつけて入室する。ミュージアム内の展示物は撮影禁止。 (淑子) |
◇昼食の親子丼もおいしくいただいた。記念に箸置きを一つ買った。(隆雄) ◇敷地内のレストランで昼食に頂いたカレー(白洲次郎さんこだわりカレー)が美味でした。(千里) ◇ランチもたっぷりでぴりりとスパイスの効いたカレーライスとピクルスも美味しく頂きました。(加容子) | 名物の親子丼 |
散策路 |
◇昼食後三々五々と裏手の散策路へ。また、集合場所とした入口近くのカフェスペースの囲炉裏で暖を取りながら推敲されていた。
(淑子) |
もてなしの囲炉裏あかあか武相荘 | |
秋灯下次郎の時計三時指す | |
秋灯下古りしオックスフォード辞書 | |
初冬や蔵書で埋まる小書斎 | |
降りみ降らずみがまずみの実あかあか |
がまずみの実の紅続く散策路 | 晴子 |
火の穂に手囲炉裏を囲む吟行子 | 三重子 |
主待つごとく膝掛け置かれをり | 章子 |
冬歪む大正硝子越しなれば | 千里 |
衣装室鏡に映る竹の春 | 加容子 |
ポンチ絵のかかる食堂冬ぬくし | 隆雄 |
しぐるるや本に埋まりし文机 | 椿 |
「野趣」の軸掛けて活けある秋の草 | 昌子 |
竹林の径に色添ふ実千両 | 昌子 |
◆お喋りしながらの電車も、武相荘の佇まいに炭の囲炉裏とまた時雨模様もそれなりの思い出になりました。
(三重子) ◆冷たい雨が降ったりやんだりの吟行。初めての武相荘は不愛想な天候で迎えてくれた。(千里) ◆句会の時間を忘れ楽しい一日でした。また季節を変えて訪れたいと思います。(晴子) ◆今年一番の寒さとの予報、しかも雨模様でしたので、武相荘は空いているかと思いましたが、お昼ごろから見学者が続々ときてレストランには列ができる程でした。(椿) ◆小雨でしたがそのため落ち着けました。(加容子) ◆念願の武相荘訪問、楽しい時間をありがとう。(隆雄) ◆展示物で印象に残ったもの(淑子) ・「何事非娯(なにごとか楽しみにあらざる)」という額 ・タイプライター ・サンフランシスコ講和条約受諾演説の原稿(レプリカ) |