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平成12年10月1日
参加者 | 14名 |
天気 | 曇り |
句会場 | 中央公民館分室 |
集合場所 | 川越駅改札口 |
喜多院
◇赤い花びらの中に青い実をつけた木を見つけ、句友の皆様にお聞きして、臭木であることがわかり、うれしく思いました(なぎさ) ◇五百羅漢の中に自分を見る思いがしました(信行) | |
五百羅漢 |
◇小江戸めぐりのクラシックなバスがめずらしい(辰也) ◇蔵の街のスケールの大きさに驚きました(信行) 小江戸も古い町にタイムスリップしたみたいです(留美子) |
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時の鐘 |
◇昼に食べた「うなぎ」土産の「イモ煎餅」、菓子屋横丁の「ダンゴ」「地ビール」がうまかった。吟行よりも食べ歩きの一日でした(隆雄) ◇余りの人の多さに驚いております(柳影) ◇せっかく川越に来て、おいもが食べられなくて残念(好子) ◇テレビドラマのせいか、観光客の多いのにびっくり(淑子) |
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菓子屋横丁 |
福耳の羅漢も聞くか秋の声 | 隆雄 |
こまごまと咲く萩に蝶ちらちらす | 瓔子 |
句座の庭かはるがはるに色鳥来 | 瓔子 |
蔵町の千本格子新酒売る | 隆雄 |
宝塔の空澄みわたり色鳥来 | 勝子 |
端然と刈られし垣の萩は実に | 律子 |
鉄漿盥(かねだらい)遺愛と聞けば身にぞ入む | 丹花 |
芒活け春日局化粧の間 | 好子 |
山門は唐破風造り百舌日和 | 勝子 |
将軍の湯殿は暗し昼の虫 | 瓔子 |
こまごまと遺愛の調度露けしや | 丹花 |
苔むせる五百羅漢に小鳥来る | 勝子 |
秋暑し小江戸巡りのバス混みぬ | 淑子 |
この庭は東好みや初紅葉 | 律子 |
音軋む渡り廊下や秋の風 | なぎさ |
この日詠まれた季語たち |
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秋声・秋簾・露けし・秋日和・秋の風 |
秋高し・秋暑し・鰯雲・萩・色鳥 |
屏風・秋雨・皹・秋時雨・藷・栗・菊月 |
臭木の実・刈田・芒・秋・曼珠沙華・秋思 |
色無き風・初紅葉・新豆腐・露・草の花 |
百舌・秋澄む・読書の秋・暮早し・虫 |
肌寒・赤い羽根・今朝の秋・爽やか・小鳥 |
薄紅葉・紅葉・ちちろ虫・秋の蚊・秋日・野菊 |
秋彼岸・夜長・秋扇・秋冷・さるすべり |
身に入む・新酒・秋惜しむ・木の実・朝顔 |