第58回 虹の会 木場公園と現代美術館吟行 |
平成17年7月18日
参加者 | 15名 |
天気 | 晴 |
句会場 | 現代美術館研修室 |
現代美術館
木場公園へは、地下鉄東西線の木場駅から歩いて5分、または、大江戸線清澄白河から歩いて15分。バスを利用される方もあったようで、アクセスがそれぞれなので、待ち合わせ場所を決めず各自木場公園へ行っていただいた。 |
ふれあい広場 |
◇広い草原を子供たちが元気に走っていたのが印象的だった。(隆雄) ◇広場は人が踏み荒らすので芝生は無くふれあい広場でもクローバーとおおばこの茂り。(辰也) ◇多目的広場では父子で野球、バスケット、サッカーに興じる元気な姿もありました。(周雄) |
◇この炎天下植物園の草取りをしている方々を見て頭の下がるおもいがしました。(なぎさ) ◇さるすべり、のうぜん花、向日葵などよく名前を知っている花から名前を知らない夏の花、それにもう秋の花と思われる花まで咲き乱れていました。(ひで子) |
植物園 |
バーベキュー広場 |
◇バーベキューの広場があって、大勢集まっていたが、先ずテントを張ってからという段取りには驚いた。(斉) ◇バーベキューコーナーでは、家族連れや若者のグループがよい匂いの煙を立てて、肉や魚を焼いていて、思わず空腹を感じました。(隆雄) ◇バーベキュー広場がただ一ついろんな家族を集め満員で賑やかだった。(辰也) |
◇じゃぶじゃぶ池は水がかれていて、子供達の水遊びの様子が見られず残念。(斉) ◇ジャブジャブ池に水が無かったのは残念。(辰也) ◇木場の名残の角材の浮いた水があり、ほとりで遊ぶ子供たちの裸を見て一句と頑張りましたが・・広い公園でなかなか焦点がしぼれませんでした。(律子) |
じゃぶじゃぶ池 |
木場公園大橋の上から見た仙台堀川 |
◇真中を運河が走っていた。例によってきたない水だけど、川鵜が一羽、水もぐりをしていてのどかだった。(斉) ◇橋の上は影もなく暑かったけれど、風に吹かれながら仙台堀川を眺めていました。 小説にでてくる風景とはすっかり変わっただろうなあ、などと思って見ていましたら、ジョギングの人が何人か通りすぎ、この暑いのにと驚いたり感心したりしました。(瓔子) |
◇噴水もお湯になっているのではないかと思え、少しも涼しそうではありませんでした。(なぎさ) ◇木場公園大橋を渡ると炎天下のイベント広場。ベンチで昼寝をしている人達は大丈夫なんだろうかと心配になりました。(淑子) ◇大吊橋は公園に似合わぬ立派なもの。イベント広場と合わせ使われているのか心配。イベント広場の張り紙はラジオ体操だけ。(辰也) |
木場公園大橋とイベント広場 |
ラムネ売り空缶太鼓鳴らしもし | とめ子 |
一服の庭師に焚ける蚊遣かな | 律子 |
ひとところベンチの人等皆裸 | とめ子 |
風涼し木蔭に入り帽子脱ぐ | 辰也 |
梅雨明のめくるめく日を仰ぎけり | 瓔子 |
走り根を我が物として梅雨茸 | ひで子 |
赤ちゃんも襁褓はずして水遊び | なぎさ |
中腰のまま右左草むしる | 隆雄 |
亭午の日胸にベンチの三尺寝 | やす子 |
盂蘭盆会墓所まで続く人の波 | 智 |
バドミントンの羽根のとび込む茂りかな | 淑子 |
押し並べて色白なりし裸の子 | 律子 |
緑蔭を突き抜けてくる笑ひ声 | 隆雄 |
夏休み身丈程なるリュック負ふ | 丹花 |
風涼し橋上景を恣 | やす子 |
夏草の丈けて案内板埋む | やす子 |
海開き母なる海に合掌す | 丹花 |
日焼け止め塗りていざ行く吟行へ | なぎさ |
つば広の夏帽似合ふ老婦人 | なぎさ |
◆木場公園は初めて来ましたが、実に広く子供連れで運動をかねて来るのには適したところだと思う。現代美術館はとても立派な建物で感心しました。(周雄) ◆昔の地下鉄は暑かった事を思い出しながら今日は浅草線、大江戸線、東西線と涼しく乗り継いで来られたことを有難く思いました。暑さと戦いながらの難行苦行の吟行でした。(ひで子) ◆現代美術館の展示は何だかひとりよがりの作品と思われて、自分の俳句も独りよがりではないかと反省することしきりだった。いろいろ考えさせられた吟行だった。(隆雄) ◆木場公園に行く前に、富岡八幡宮と深川不動尊にお参りした。楠の大樹の下の横綱力士碑の余りの大きさにびっくりした。ここには日本一大きな神輿があり、今年は三年に一度の大祭の由で、神輿を飾っているダイヤやサファイヤが梅雨明の陽光に燦然と輝いていた。木場公園の暑かったこと。何かに感ずるより自分の体のことが心配で唯々水分を補うことに気を遣いました。(柳影) ◆初めての木場公園はともかく広く句会場までは、片陰を拾いながら歩きました。句を作る前に暑さに負けてしまいました。(とめ子) ◆広い公園で大変だとは覚悟して来ましたが、歩道が皆レンガを敷き詰めてあって灼けている暑さには閉口しました。お茶を飲んで脱水症状にならないように心がけました。(操) ◆始めての木場公園は、ずい分広いということを聞いていたので、地図上で行き方を考え、バスも利用して現代美術館前で下車、割りに楽に到着。梅雨明けの近い炎天日の中、ガラス越しに風景を写生するのみで終った。木場の方まで足を伸ばされた方の句には敬服した。(丹花) ◆東西線にも始めて乗り木場で下車致しましたが、それから右に行くか左に行くか迷っていましたら、句友の方にお会いしてほっとし、炎天下をものかは会場にたどり着きました(やす子) ◆今回の写真は、隆雄さん、辰也さんの撮影、一枚のみ瓔子撮影です。植物園には外国の珍しい花もありました。烏瓜の花も見つけて撮影しましたので、花の歳時記のページにできればと思っています。(瓔子) ◆吟行場所と決めたものの、何があるのか大変不安でした。何もなくても炎天と暑さがあることは確実と思っていたら、全く暑い日でした。(淑子) |