第91回 虹の会 深川吟行 |
平成23年1月23日
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深川不動堂 参道 |
◇久し振りに来て不動尊の新本堂の梵字一面の外観に驚いた。(周雄) ◇元府社をほこる深川八幡と深川不動に吟行。お不動さんはまだまだ初詣の人で賑わっていた。(好子) ◇下町情緒いっぱいでにぎやか、楽しい吟行地でした。参道には人情深川ご利益通りと書かれ、思わずふき出しました。(律子) ◇深川不動へ参拝、少し早かったせいか、初不動が間近にしては仲見世すこし寂しかった。(辰也) |
◇寒い日曜日なのに、大勢の参詣人に驚いた。(隆雄) ◇本堂は護摩を焚き、読経が響き賑やか。(辰也) ◇ちょうどお護摩焚きの法要の時間にめぐり合わせた。太鼓が鳴り響き、ほら貝も加わり、霊験あらたかな雰囲気だった。(瓔子) |
本堂 お護摩焚き |
龍神 |
◇深川不動に龍神があり、願い事を札に書き、水の中に沈めると願いがかなうとあり、さっそく一枚書いてお願いした。(章子) |
◇絵馬の中に「芭蕉絵馬」というのがあり、古池の句と行脚の芭蕉像が印刷されていた。ここの不動尊は深川という地の故か、芭蕉行脚の一番札所寺と書かれていた。(隆雄) |
芭蕉絵馬 |
富岡八幡宮本殿 |
◇富岡八幡宮は、伊能忠敬が全国測量の旅に出発したところで立派な銅像が立っている。大股に歩く姿が力強くて印象的であった。(宏治) ◇富岡八幡の境内に「紀元節」(紀元祭)のビラがあり紀元節の字が懐かしかった。(辰也) |
◇以前富岡八幡宮にお参りしたとき力士の手形があったりしたことを思い出しました。骨董市がたくさん並んでいて、蔭にやっと探し出すことが出来ました。数々の骨董品に目を奪われ、俳句作りがお留守になり困りました。(律子) ◇境内のいたるところに骨董市の店が出て大いに賑わっていた。外人の骨董商も出ていた。外国のものが並んでいるかと覗いてみたら、日本の物だった。(隆雄) |
横綱の石碑 |
境内の骨董市 |
◇骨董市の買い手の方に外人が多いのは、驚かないくなったが、売り手の店主に外人が居たのは驚いた。商品は装身具だったから出来るのかもしれない。中近東の人らしかった。(周雄) ◇骨董市をゆっくりのぞいたことはあまりありませんが、壊れた眼鏡の枠で売られているのには驚きました。骨董市に目移りがしているうちに時間が経ってしまいました。(操) ◇骨董市にはなつかしいものがいっぱいで句会に来ていることを忘れました。(とめ子) |
川風の寒しと辿る句会場 | ひで子 |
お祓ひの車の並び初詣 | 周雄 |
骨董市売手買手も着ぶくれて | 周雄 |
深川の路地に焼芋匂ひけり | 章子 |
懐手解かず骨董品定め | 隆雄 |
膝掛けにくるまり骨董市の主 | 操 |
列なせる深川めし屋初不動 | 律子 |
冬ぬくし門前町に小買物 | 淑子 |
石橋の下に寒鯉身じろがず | とめ子 |
初不動深川めしを楽しみに | 淑子 |
悴める手を摩りつつ神籤結ふ | 隆雄 |
初不動願ひの銅鑼の鳴りどほし | 律子 |
日陰れば骨董市の寒寒と | 章子 |
吟行の幹事安堵の四温晴 | 淑子 |
大寒の水へと流す願ひ札 | 好子 |
◆一月も二十日を過ぎていたが、深川不動も富岡八幡宮も賑わっていておどろいた。境内を巡り古い町を散策してたいへん楽しめました。有難うございます。(章子) ◆俳句のおかげて江戸を再認識する土地柄にふれることが出来うれしく思います。(律子) ◆初めて訪れた深川不動は一月の末にもかかわらず混雑しており、列に並びお参りしました。俳句をしていなければ来ないであろう地に来られ幹事の方に感謝です。(とめ子) ◆骨董市は楽しいけれど余り句が出来ず、やっぱり集中することが出来なかった。それでもやっぱり吟行は楽しい!(好子) ◆参道途中の店で深川丼をたべる。ちょっと忙しかったが美味しかった。句会場までそんなに距離はないのに、橋が二つと川が作られていた。川には公園が出来ていて、散歩にもってこいの長さのようです。途中に佃と同じ住吉神社があり、同じごろの開発だなと思いました。(辰也) ◆深川不動、富岡八幡宮はよく知っていると会場の地図だけを持って来ましたが、神社と会場の位置関係がはっきりせず心細い思いの吟行となってしまいました。(操) ◆この寒い最中吟行に参加できたと言う事だけでもありがたいことと感じました。これからも吟行に参加できる様神様にお祈りしましたが、おきき届け頂いたでしょうか。句の方はさっぱりで反省しきりです。(ひで子) |