第97回 虹の会 弘明寺・大岡川吟行 |
平成24年4月8日 |
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弘明寺本堂 |
◇弘明寺は初めて。地下鉄の駅も初めてなので不案内であったが、地下鉄を出れば弘明寺へ一直線の→ 凄い人の波が続いており、案ずることはなかった。(柳影) ◇横浜は坂の町。弘明寺も小高い丘の古刹で折しも花まつりの花御堂が置かれていた。はじめての所はいずこも興味津々ですが、門前の商店街が長々と続き、前に進めなぬ程の賑わいであった。(好子) |
◇関東でも古いと云われている弘明寺では、折しも花御堂が置かれ、温かい甘茶の接待がうれしかった。虚子の句「和尚云ふ甘茶貰ひにまた来たか」ではないが、二度も甘茶をいただいた。(隆雄) ◇弘明寺は大変な人出で、本堂にお参りするのに並び、甘茶を濯ぐ人波に並び、そして甘茶をいただくのに並び、と思いがけず時間がかかりました。穏やかな日和で苦にはなりませんでしたが、作句の時間を取られてしまいました。(操) ◇花祭(潅仏会)開いていたが花御堂が綺麗だった。桜は弘明寺で八〜九分咲き、裏山の弘明寺公園は七分咲き位で満開までもうひと息。(辰也) |
花御堂 |
誕生仏 |
◇弘明寺の花御堂はこじんまりとしていてとても心なごむものでした。(章子) ◇甘茶仏をあれは何?なんで掛けるの?掛けているのは何?と父親に質問攻めの男の子あり。又、親がもうよいというまで甘茶を掛け続ける子あり、子供達は貴重な体験をしていた。彼等が善男善女に育ってくれることを祈る次第(柳影) ◇甘茶接待をやっていて長い列が出来ていた。1杯頂く。子供の頃の甘茶がもっと美味しかったように思った。(辰也) |
◇時節柄、東北大震災のチャリティーの売店が出ていた。菓子一品を買ったら、お坊さんが丁寧にお礼を云ってくれた。(隆雄) ◇狭い境内は参拝の人、花見の人で大混雑。(辰也) |
境内 |
大岡川の桜 |
◇大岡川の桜は満開でこれも人人人であふれていた。川沿いの桜は一杯に枝を展げるので見事であった。たのしい吟行日和でした。(好子) ◇弘明寺から南太田の会場までずっと川沿いの花の道を歩いた。思うように歩けず、思いのほか時間がかかった。 ありとあらゆる種類の屋台が並んでいた。「行列のできる××」と看板をかかげている屋台の行列がきときわ長かったのがおかしかった。(淑子) |
◇川岸の桜が満開で、歩道は花人にあふれ、道路は規制されておらず、人と車とぶつからんばかりでした。好天に恵まれ、初めての地は楽しかったです。(とめ子) ◇お天気もすばらしく延々と続く大岡川沿いの桜も満開。弘明寺の花祭りの人出には驚いた。(周雄) 句会場の大きなガラス窓からも見事な花が見えた。花に囲まれた楽しい一日となった。(隆雄) |
沢山の屋台 |
昔はと意気軒昂や花の寺 | とめ子 |
幟立つ町内会の花筵 | 章子 |
立食ひは幹に凭れて花の下 | 隆雄 |
乗り継いで降り立つ駅の花の冷 | 宏治 |
花人に急ぎもならず救急車 | とめ子 |
どこ迄も続く屋台や花の土手 | 周雄 |
まず甘茶うけて始る花祭 | 辰也 |
背伸びして見えぬ人垣花御堂 | 操 |
花人に混みし門前札所寺 | 操 |
◆絶好の花見日和となり、川沿いでお弁当を食べ、ゆっくりお花見をさせていただきました。(章子) ◆穏やかな日和に満開の花を堪能しました。句会場の窓からの花も見事で、後の一杯と思いつつ推敲です。(宏治) ◆このようにゆったりと季節の移りを感じたことがありませんでした。句会に入会して、とても充実した一年を過ごせるのではないかと思っています。(幸子) |