第98回 虹の会 お台場吟行



平成24年5月27日
参加者7名
天気
句会場台場区民センター


お台場



   

レインボーブリッジ
◇レインボーブリッジを「ゆりかもめ」に乗って渡ったお台場公園は、もう真夏の日射しでした。関東の浜にしては砂が白く塵もなく、気持ちの良い浜辺でした。(操)

◇お台場は変貌する東京の新しい街、若者の多いのに元気づけられる。目にする句材も目新しい。(宏治)

◇有数のデートスポットと云うから若者の行く所と思って居たお台場に始めて遊び(?)に来た。(周雄)
◇お台場の海岸を歩いたのは初めてだった。遊泳禁止、採取禁止の海岸で、子供達が貝などをさがしていたのが目についた。暑い日だったので皆びっしょりぬれて楽しそうだったが、さすがお台場だけあって、きれいな服を着た女の子は見ているだけで、お父さんの方が大変がんばっていた。
お台場に「自由の女神」像が立っているのを初めて知った。フランスで見たよりも大きくて立派だった。(隆雄)

◇西の端の「自由の女神像」こんなところにこんなものがあると感心しました。歩いたのはこの辺までで、お台場の砲台の方はパスでした。(辰也)


自由の女神

ビーチバレー
◇お台場は前回も来たはずですが、ぐっと建物も込んで すっかり道に迷いました。  最初に着いたところが、ビーチバレーで、先ずはとここに座り込みました。(辰也)

◇若い人に人気の街とあって、砂浜に何面ものビーチーバレーのコートが空く間もなく賑わっていました。(操)

◇梅雨入りの前の暑い日ざしの中、ビーチバレーの試合をやっていて、しばらく楽しんだ。よく日焼けした若い人達が楽しそうにボールを打っている。気が付けば、皆サングラス、強い日射の中で間違いなくプレーするには必需品なのだろう。同じ木陰で昼食をとっていた若者にいろいろ質問したが、快く答えてもらえたのも嬉しかった。(淑子)
◇第3台場から見るレインボーブリッジと東京のウオーターフロントの景色は素晴らしく、海上バスや竹芝から出航したフェリー、モーターボートの行き来するのを飽かず見ていました。(瓔子)

◇砲台跡の堅固な石塁も印象的。(宏治)

第3台場 砲台跡

第3台場
◇お台場跡は、当時の姿が想像出来、集会所跡やかまど跡などがあり、開国まではここに陣取り、国を護った人達の生活を垣間見た気がした。(隆雄)

◇お台場の内側は、低くなっていて、陣屋跡や弾薬庫の跡がありました。黒船が来てから、大急ぎで作ったのだろうと思いますが、こんな規模の大きなものとは知りませんでした。今は第3台場と第6台場だけが残っているそうですが、当時はこれが六つもあったとは驚きです。日本を護ろうという人々の必死の思いが伝わってきました。(瓔子)


弾薬庫跡


小路紫峽先生選

夏潮や航跡つひに交はらず瓔子
海月浮く海上バスの発着所隆雄
氷菓なめビーチバレーの出番待つ淑子
黒船に備へし台場草茂る周雄
風涼し大東京を一望に周雄
お台場に名残の松や緑立つ
お台場にそびゆ吊橋雲の峰辰也
吟行は先を急がず緑蔭に瓔子

 
参加者のひとこと
景色は良いし、自由の女神、第三台場となかなか見ごたえはあるが、神社仏閣の吟行に較べ俳句を作るのは難しい。(周雄)
古いものと新しいものが混じりあったところで、俳句の吟行の新しい場所として、又来てみたいと思った。(隆雄)